第14話「ボール・ブレイカー」

 今回は、コメント欄にてお答えしたスタンドについて、その魅力を述べます。

 多少ネタバレになるかもしれませんので、7部を未読で、かつ、ネタバレは万死に値するという方は、この話は飛ばしてください。


 あと、もし、これ以降にこのスタンドってどういうこと? みたいな質問がある方はコメント欄で聞いてくだされば、私ができる限りお答えします。


 ジョジョはたまに、それはさっぱりわからんというようなモノもあるので、期待はそこそこにでお願いします。












 ボール・ブレイカーとは7部の登場人物ジャイロのスタンドです。


 正確には限りなくスタンドに近いもので、まぁ、スタンドでいいと思います。

 ジャイロは鉄球を回転させて、その力で戦うキャラなのですが、その回転の技術が昇華したことにより、スタンド同様の力のビジョンを生み出したものが、ボール・ブレイカーです。


 他にも技術の昇華は、料理でパールジャム、エステでシンデレラ、風水でドラゴンズ・ドリームなどがあります。

 さらに色々な考察からなのですが、波紋の技術の昇華がハーミット・パープルではないかとも言われており、そのことによってジョセフとジョナサンが同じスタンドを持っていたことの説明になっています。(注:3部DIOが途中ハーミット・パープルを使っており、その説明としてジョナサンのスタンドとされています)。またスタンドにも関わらず波紋が流せる説明にもなっています。


 話を戻して、ボール・ブレイカーですが、このスタンドは能力の結果だけ見れば、相手を老いさせる能力なのですが、その過程が推測ですが、面白いのです。


 ボール・ブレイカーを使った相手は、重力以外は別のところに移せる能力でした。

 しかし、ボール・ブレイカーの攻撃は成功し、老化します。

 そのことから、ボール・ブレイカーは重力に関係する能力であり、前述のジャイロは回転をもちいることから、遠心力による重力操作であると推測されます。

 また重力と時間は密接な関係があるらしいのです。

 次元が歪むと時間の速度はかわり、次元を歪めるには重力が必要だそうです。


 よってボール・ブレイカーは遠心力によって発生させた重力を操り、次元を歪曲させ相手を老化させる能力と推測されるのです。


 ついでに、6部でも重力操作から、時間加速を行っており、その点を踏まえて見ると、7部がさらに面白くなります!!

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