第一回公演『闇の三姉妹』までを読了。
劇団いぬのさんぽ。かわいいネーミング。
最初はギュムベルくんたちのパートとラドルたちのパートがどう絡んでくるのかなと、双方を行ったり来たりで二倍の時間をかけて進行する印象でしたが、箱型の群像の仕組みがみえてくるとあれよこれよとグイグイ。
面白い。それは間違いない。ただ面白いだけじゃなくて、非常に趣深い。
まだこの先第二回、第三回と公演は続くんですよ。
エルフと人間の、軋轢?確執?
相互理解や和平、共存。きっと問題は山積みの世界で。
千年後の。誰かを救うための物語なのです。