主人公の小学生は、今日も塾に送られていった。塾の終わりにコンビニで弁当を食べ、帰宅しようと思った時、星に出会う。星は誰にも見られなくて泣いていた。そんな星を自宅に招いた主人公は、星が何故皆に見られなくなったかを考える。
人間は大人も子供も大変だ。例えば、すれ違ったOL。例えば、酔っ払い。そして主人公のような子供。皆下を向いて歩いている。
しかし主人公は、星のために奮起する。
初め、星が擬人化されずに登場したので、どうなるのかと思いましたが、最後は優しい物語として成立していました。子供とその子供を取り巻く環境が見え隠れし、人間の純粋なものに触れた気がしました。
是非、御一読下さい。