男子小学生は異常 前編
初回投稿から1時間足らずで二人もフォローしてくださった方がいたことにビビってたら
「とびきりのネタになる話」があることに気がついたので投稿しました。
タイトルの通り私の小学生時代の話です。
端的に言うと、私が小学校五、六年生の時、学年全体が「不良高校並に荒れていた」のです。
中学に入り、「授業中にみんな座ってるなんて平和だな」と思いました。
数ある伝説を全て紹介しようとすると本が一冊書けてしまうので、ここは一番有名なものを一つ。
当時男子は、絶対的支配者であるM君のもと寄り合いのような形をとっておりました。
ヤクザかよとツッコミが入るでしょうが、そうですヤクザごっこです。
さて、幹部の中にSというのがおりまして、こいつがまた序列は高くないものの凶暴性なら右に出るものがいないというとんだ狂犬でした。
六年の冬休みが明けた頃、上昇志向の強いSは一気に序列を上げるべくある計画を実行に移します。
それは女子のスクールカースト序列トップ、Iを倒すことでした。
男子からも恐れられている彼女を倒すことで男子内での影響力を高めようという寸法でした。
首尾よくIとの決闘を成立させたSは、決闘当日、配下を引き連れ意気揚々と約束の公園を訪れます。
しかしSは忘れていました。Iが女子百余名の頂点に立っている由縁を。
Sとその手勢計四名は、Iとその三名の側近に完膚無きまで返り討ちに遭ったのです。
ここからが本番、といったところですが長くなったので次回に続きます。
ではまた
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