月ノ灯
冷凍氷菓
風
私が声を出してもあなたには届かない
遠くにいるあなたには届かない
私の泣き声はあなたには届かない
きっと届かない
金木犀の香りがしてあなたの香りがして
私は想い出す
夏は過ぎたのだと私は思い出す
風よ
私のこの想いを金木犀の香りのように運んでおくれ
風よどうか私の声をあの人に届けておくれ
届けておくれ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます