第15話 苦しんでいるのは誰か。
私は発達障害を持っている。
生きづらさを感じている。
生活だって人に頼らなければ成立しない。
正直苦しい。
だが別の側面からみると、発達障害の子どもを持つ親も苦しんでいるという意見も多いだろう。
実際、そういうことを扱った番組は多い。
私は親になったことがないので想像するしかないが、
せっかく生んだ子どもが障害を抱えていたらがっかりする
だから苦しんでいるのだろうか。
普通の子より手間のかかる子を持つのは、苦しいことなのだと思う。
私はそう思っている。
だから親が悩んでいるのは正常なことだと思う。
だがひとつ忘れないでほしいのは、産んだ子どもも苦しんでるんだということ。
発達障害児をもつ親たちが集まる番組を観ると、どうもそこだけが抜け落ちてしまっているみたいで、見ていて腹が立つ。
発達障害をダシにして悲劇のヒロイン気取ってるんじゃないかとも思ってしまう。
でもそれは両方にいえることなのかもしれない。
苦しんでいるのは誰か。
それは発達障害を持つ人と、それを介護する人両方なのだと思う。
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