ヒトモドキ 二匹目

眼鏡フェチ

第1話 はじめに

私はタゲられ体質です。

タゲ=ターゲットとは、自己愛性人格障害者がサンドバッグとして認定する相手です。

学校や職場で言う、いじめの被害者ですね。


そもそも母親が自己愛性人格障害者でした。

周囲からは「明るく楽しい人」と言われる典型的なタイプで、しかし深く付き合ってくれる人はおらず、無理にキャラを作ったストレスを家の中で子供や配偶者にぶつけてウサばらしをしていました。


「死ね」

「おまえの友達は全員馬鹿」

「馬鹿と遊んでるからおまえも馬鹿になる」

(私の教育のせいじゃない、という意味)

などなどの暴言もあり、私は大切なことは人には話さないようになりました。

尚、上記の言動は全て記憶にないそうです。

これも典型的なパターンと言えます。


残念ながら、親が人格障害だった人には相手の顔色をうかがう癖が残ります。

私も意図的に治そうとはしたのですが、生存本能の部分に残ってしまっているのでなかなかやめることが出来ません。

そして本当に残念ですが、また新たな人格障害者に嗅ぎ付けられタゲられてしまいます。


私は実の母親が暴力を含むかなり酷いタイプだったので、その後現れる雑魚のような人格障害者には、ある日突然関係性を断ち切る、私にちょっかいを出したことにより不愉快になってもらうなどの対応が出来ています。

相手の負け犬のような姿を見るのが少し楽しくなりつつありますし、怒りや殺意などの負の感情を引きずる時間も相当短くなってきました。メンタルが鍛えられています。


少し前にも、それまでとても楽しくやってきていた友人からの行動、言動が限界を超えてしまったので、その内容を私の主観ではなく、実際にあった事実のみを淡々と記録しておきたいと思います。


前作の完全な化け物のような人格障害者とは違い、こちらの元友人は少しずつ調子づいておかしくなっていきました。

早めの穏便な注意も全く効果はありませんでした。しかし、今思うとあれは異常だったな、という事が後から思い起こされました。


これはやはりおかしいよ! という答え合わせ的な役割も果たすよう、まとめたいと思います。


ちなみにここに記録する内容も、本人に話してみたところ「そんなことは言っていない、していない、記憶にない、お前の記憶違い」というテンプレ返答がきました。

都合の悪い記憶は改ざん、消去する障害です。なので万が一本人がこの記録を見ても、なんの問題もないということになります。

気兼ねなく書き残しておけるというのは、こちらとしては気が楽ですね。


それでは記録を始めます。

「この人はものすごく失礼で自分を馬鹿にしてきて不愉快だけど、それは私が親しいからなのかな?」とモヤモヤしつつもイライラを溜め込んでいる人の良いきっかけになりますように。

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