第64話 ここで先輩がガード発動!
「さ、三年から入部ですか?」
「何事も始めるのに遅過ぎるものはないと思うけど?」
相変わらずしれしれっと……しかし!
「ふっ……ならば受けて立つしかないようですね」
負けじと不敵に笑い返したところで、肩すかしのように幼馴染が言う。
「と言っても、受験もあるから予備校とかであまり顔は出せないかもだけどね」
ほ、ほう? な、なら今まで通り先輩とのイチャコラを……。
「すまんが、俺もだ」
と、ここで先輩が受験ガード発動!
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