第10話 真夏に雪は降りますか?

「倫ー。琴ちゃん来てくれたから部屋あげるわよ」


 夜二十二時を過ぎた頃。

 風呂に入り部屋でだらだらしていると母さんが階段下から俺の部屋に届くように叫ぶ。


 えくぼが来た? こんな時間に?

 急いで俺は散らばっていた雑誌を整理し、年頃の男なら一冊は部屋にあるエロ本をベッドの上に放り投げ急いで上からブランケットをかけているところで、


「こんばんは。突然ごめんね――あれ、もう寝るところだった?」


 可愛らしく触り心地よさそうな黄色のタオル生地のパジャマを身に纏ったえくぼが俺の部屋にやって来た。


「いや全然! ブランケットを綺麗にかける練習!」

「何それ。そんな練習聞いたことないよ」


 実際にはブランケットでエロ本を隠す練習ともいう。


「それよりどうした? もう二十二時だぞ?」

「……ちょっと倫ちゃんと一緒に調べたいことがあって。明日までに。ほら、また現れそうでしょ。例のココナツオタク」


 えくぼは言いながら俺のベッドの上に座る。あ、その真下にちょうど本隠してんだよな……


「なっ、何か手掛かりでもあるのか?」

「倫ちゃんがもらった手紙あったでしょ。あれにスノーマン、って書いてあったの覚えてる?」

「スノーマン……?」


 あんな手紙怖くてすぐ捨てて覚えてない。あ、でもゴミ箱にまだ手紙が残っている。外に捨てるとそれはそれで呪われないか不安で自分の家に持ち帰ったんだよな。秒で捨てたけど。

 ゴミ箱を漁るとすぐにぐしゃぐしゃになり紙も文字も歪んで恐怖が増した手紙が出てきて、確かに“スノーマン”と書いてあった。


「書いてある――どういう意味だ。これ」

「これはきっと彼のHN(ハンドルネーム)ね。倫ちゃん、パソコン借りていい?」

「いいけど、何かわかるのか?」


 えくぼは立ち上がり俺のデスクに移動してつけっぱなしだったパソコンの検索画面を開くと“ココナツ スノーマン”と打ちエンターキーを押した。


「ヒット」

「……おお! すげー」


 某掲示板のようなスレがいくつもずらーっと表示される。

 一番上に出た『九重夏姫オタクスレ』をクリックしその中からまた“スノーマン”で検索をかけると以下のような書き込みが何件も出てきた。


 スノーマンさん今日も最前いた。

 握手も毎回上限まで買ってループしてるよな。あの人学生だよな? どっから金 出てんだよw

 ナンキン入る前からずっと追ってたらしいぜ。

 スノーマンには勝てない。

 スノーマンヤバイww

 でも同担と絶対仲良くしない同担からしたら厄介でしかない。

 あれはガチw

 スノーマン様尊敬。


「――ここに書かれてるオタク内で有名な“スノーマン”があいつだとしたら、本当に九重さんのTOだったんだな」

「そうみたい。あ、こんなのもあるよ。『ココナツ引退スレ』だって」


 カチ、とえくぼがそのスレをクリックすると、「スノーマン息してる?」「スノーマン生きてる?」といった文がいくつもあり、一番最新の投稿だと「呪ってやる」の文字が永遠に続いて画面を埋め尽くしており本当に呪われそうな気分に陥った。……ん? よく見るとこれ投稿日の日付今日じゃねーか! 絶対書いてるのスノーマンさんですよね!?


「やっぱりTOってのは本当だね。スノーマンはれっきとした九重さんの有名オタクだよ」

「俺――命無事かな。掲示板でもヤバいヤバイいって書かれてるような奴だ。事実ヤバかったし、あいつから受けた殺意が忘れられないよ。夢に出てくるって」

「一応危害は加えないって言ってたけど、何しでかすかはわからないね……私達二次元オタとは多分また種類が違うから」

「……そうだよなぁ」


 二人分の大きなため息が、冷えきった部屋の空気に吸い込まれていった。


****


 次の日。

 おねしょを免れた俺の予想を裏切りスノーマンは俺の前に現れることはなかった。

 二週間は続いていた補習も明日で終わりやっと勉強漬けから解放される。えくぼのサポートのお陰で宿題も無事終えられそうだ。

 

「残りの夏休みは遊びまくりたいよなぁ絶対に」

「うん。今まで頑張ったからもう遊んでもいいよ」


 スパルタ先生だったえくぼの許可も出たので、残りの日々は今まで勉強していた時間全部遊んでやる。

 アニマ行って新作漁って、映画見て、一日で学園恋愛ゲームの入学から卒業までをやり切って――ああなんて贅沢な日々。

 背もたれにダラーンともたれかかって脚を伸ばして、空いた窓から僅かに吹く風を浴びながらリラックスしていると、九重さんが例のキラキラ冊子を手に真剣な面持ちで俺の前に立った。


「……桜間くんにお願いがあります」

「お願い? その冊子を持ってる時点で聞きたくないです」

「お願い! 私どうしてもこれだけは行きたいの! 一緒に行ってください!」


 バァーンと俺の顔の前に掲げられた冊子のページには『花火大会特集』の文字がデカデカと書いてあり、都内で開催される花火大会がいくつも記載されていた。


「花火大会……どうしてそんなに行きたいんだよ」

「夢だったから! 誰かと一緒に行くのが。推しの桜間くんと行けたらもう夏に思い残すことはないなって」

「すっげー混むぞ? 嫌んなるぞ? お前がいたらパニック起きるんじゃないか? 前のアキバのアニマん時みたいに」

「人が多いから逆に大丈夫だよ! それにこの日は可愛い浴衣姿の女の子がたくさんいるんだよ? みんな見るとこ多すぎて私一人には気づかないよ」


 どういう理屈なんだ。九重さんの浴衣姿って周りの男からしたらそこらの可愛い女の子のレベルを簡単に越えちゃう破壊力を持ってると思うんだけど。


「――てか九重さん。ちゃんと日付チェックしたか? もう八月半ばだぞ。いくつか終わってるのあるし、残ってて行けそうな距離なの一つしかないけど」


 特集ページを見ると既に終わってるものもいくつかあり、同じ日に開催するものも多く今から一緒に行くとなると候補は一つに絞られる。

 八月二十四日か――日程的に別に行けなくはないが乗り気にもなれない。

 俺が渋っているのに勘付いた九重さんは、今度はえくぼの前に冊子を持っていき説得し始める。


「~~琴ちゃんも行きたいよね!? 三人で行こうよ。夏休み最後のTO会思い出作りとしてっ」

「わ、わたしも? わたしは……倫ちゃんが来るなら花火大会くらいなら別に行ってもいいけど」

「ほら! 琴ちゃんはいいって! 桜間くん、お願い。だめ?」


 えくぼ、責任を俺に擦り付けたな。

 でも意外だ。えくぼが完全に拒否しなかったなんて。まさかえくぼも本当はちょっと行きたいと思ってたんだろうか?


「ねぇ――だめ?」

「うっ……」


 狙ってるのかないのか。いや馬鹿な九重さんが狙ってこんなことをできるわけない。しかし素でこんなきゅるんきゅるん上目遣いをしてるなら相当タチが悪い元アイドルだ。

 ダメだ俺。柔らか球体接触事件から今までうるさいおかしな女だった九重さんにちょっと甘くなってしまってる気がする。苦手だった好感度パラメーターが普通になり、今では友好にまで上げさせられたっていうのか……夏休みで友好ってかなりいいペースで攻略されてるじゃねーか俺!


「……わかったよ。あくまで活動としてだからな」

「本当!? ありがとう桜間くんっ! やったぁ! 楽しみだな~花火大会~……」


 きゅるんきゅるん攻撃に負けた俺が折れると、九重さんは教室中を駆け回って大喜びするが、冊子を見て突然足を止める。


「ねぇ、雨天中止って書いてある!」


 焦りながら雨天中止の文字を指さして俺達に見せる九重さん。

 花火大会もクラスマッチと一緒で多少の雨ならほとんどが決行されると思うが。

 ここ何年も花火大会で雨降ったことないからわからないな。だって俺が行く花火大会画面の中だし。


「その場合は次の二十五日に決行って下にコメ印で書いてあるだろ。次の日行けばいいって」

「その日私無理なの。だから雨降ったら困る!」

「はぁ? そんなんお前の都合だろーが……大丈夫だって。こんなに毎日殺す気かレベルで暑いんだから」

「……そっか。それもそうだよねっ! あ、それとね、明日で補習と勉強会終わりでしょ? マスジュンに頼んで明日終わった後学校のプール使えるようにしてもらったんだ! だから二人共明日水着忘れないでね?」

「――は? プール入っていいの!?」

「うん! 桜間くんよく『暑いから水浴びて~』って言ってたでしょ」


 ナイス九重さん。やっと俺が喜ぶことをしてくれた。

 毎日冷房の効いてない部屋で勉強するのが地獄すぎた俺は、せめて帰りにプールに飛び込んでかいた汗を流し全身で水の冷たさを感じさっぱりした状態で帰りたいという思いを馳せながら毎日帰り道プールを眺めていた。補習最終日にその願いが叶うなんて。


「……プール……水着……」


 喜ぶ俺とは真逆に、えくぼは浮かない顔をして何か言っている。


「あ……えくぼ、泳ぐの嫌いだったもんな?」

「……嫌い。水泳の授業を全部仮病で休んだくらいには」

「別に授業じゃないんだし、足つけるだけでも楽しいかもだぜ? 俺と一緒にプールサイドでアイス食べよう。せっかくだしえくぼもいた方が楽しいじゃんか。な?」

「まぁ……倫ちゃんがそう言うなら。わたしは二人が溺れないように、あと変なことをしないように監視役する」

「変なことってなんだよ。しねーよ」


 えくぼ、ひょっとして体育用具室で俺が九重さんに抱き着かれたの根に持ってる?


 明日の楽しみが増えたところで、今日は恐怖の手紙も嫌な視線もないまま俺は帰路に就いた。



****


『最近忙しいの? 別にいいけど……やっぱりよくない。たまには会いに来てよね』

「何じゃこりゃ!? ログインしないとこんな萌えセリフ言ってくれんの!? ごめん丁嵐さん! 放置してごめん!」


 ここ二日、暑さと勉強とスノーマンへの恐怖のストレスで俺は全然アプリにログイン出来ていなかった。Xdayがリリースされてからログインしなかったのは初めてで俺は連続ログイン記録が途絶えたことに悲しんでいると、聞いたことないセリフを丁嵐さんが言ってくれ結果オーライ。ゲームのトップ画面にいる丁嵐さんはゲットしたサマーバケーション衣装仕様で、黒いビキニがよく似合っている。羽織っていた白いシャツを脱がすのに苦労した甲斐があった。羽織ってるのもセクシーでいいんだけど好きな子の肌をできるだけ多く見たいと思うのは男の性というヤツだ。


 ……ん? そういや今日Xdayのコミカライズフラゲ日だったな。アニマの特典が欲しくて予約済だけど近くの本屋に買いに行くか。何冊あっても困らないし。


 母さんに晩ご飯までに帰ると告げ、俺は新刊を買いに本屋へと向かった。

 本屋に着き早速店頭の新刊コーナーに平置きしてあるXdayのコミカライズを手に取る。ゲームとは画風がちょっと違うけどこっちの丁嵐さんも可愛いなぁ。全部可愛いんだけど。うへへ。

 他にも気になる本があれば買って夏休み中に消化しようと思いいろんな棚を巡っていると、前を見ずに歩いていた俺の不注意で人にぶつかってしまった。


「あ、すみませ――」

「いえ。大丈夫です――あ。偶然ですね。馬鹿な頭脳の向上の為にドリルでも買いに来たんですか?」


 ……最悪だ! 神様の悪戯にしては悪ふざけがすぎる。

 何で超絶気分が良い時にそれを一気に最底辺にまで落とす奴と偶然遭遇しなきゃならない!?


 眼鏡をクイっと持ち上げながら、俺を馬鹿にすることも忘れずニヒルに笑う男。

 ぶつかってしまったのは今一番の俺の悩みの種、手に何冊もの本を抱えたスノーマンだった。


 よく見ると持っている本のタイトルは『人の呪い方』『生霊を飛ばす方法』『絶対復讐術』などなど物騒なラインナップが揃っていて、更にそれらを物騒な奴が持っているというシャレにならない状況に俺は苦笑いをしながら即その場を離れレジで会計を済ませると逃げるように本屋を出た。


「あの、待ってください」


 が、さっさと退散しようとする俺を逃がさない気なのか。

 物騒な本が入っているであろう袋を抱え、スノーマンは俺を呼び止める。

 こいつ――本に書いてあることを早速俺に実践する気か!?


「よかったら一緒に帰りませんか?」

「へ……?」

「さぁ、行きましょう」


 俺の返事を聞く気はないようで、スノーマンは俺の家と同じ方向に歩き出す。

 家近かったっけ? 昨日は真逆に帰ってったけど……俺の家まで俺を送るつもりか? だとしたら本屋から家まで覚えてるのもさすがストーカーしてただけある。感心してる場合じゃなく男に送られる趣味もないんだけど。


「――ココナツはあなたのどこがいいんでしょう。どんな気分なんですか? アイドルから言い寄られるっていうのは」


 自分を憎んでいる相手と横並びに歩くという不思議な光景の中で、スノーマンは俺に言った。

 ――こいつ、俺の大変さも知らないで好き勝手言いやがって。

 お前が大好きな九重さんが引退して人生途方に暮れてるのは昨日の話を聞いてよくわかったよ。でもな、俺だって一緒だ。九重さんが引退して突然自分の前に現れて今までの生活が変わりまくってこっちも途方に暮れてんだよ!


「どうもこうも、お前みたいな奴から勝手に恨まれるしこの前もクラスメイトの男子からハブられるしいいことねーよ……お陰で人として強くなった気はするけどな」

「好意をあんなに受けてるのに喜ばないんですか!? 頭イカレてますね。ココナツですよ? 可愛くて美人でスタイルも性格もいい完璧な女性。失礼ですが本当に男ですか? ち〇こついてるんですか?」


 ついとるわ! 道端で真顔でち〇ことか言うな! 


「喜ぶ喜ばないの前に、そもそも俺はココナツもナンキンも知らなかったんだよ。俺目線だと知らない同級生がいきなり現れただけの話だ」

「ココナツを知らなかった……? そんな人がこの世の中にいるんですか?」

「いっぱいいるに決まってんだろ。いいか? お前が見えてる世界が全てじゃないんだよ。それに俺にも最愛の推しがいる。お前が九重さんに情熱注いでたのと一緒で俺は自分の推ししか見てこなかったんだよ。俺の場合二次元だけど。だから三次元のアイドルは全然知らなかった」

「……そうだったんですか」


 敵意剥き出しだったスノーマンの表情がどんどん崩れ、次第に俺へのピリついた雰囲気が和らいでいくのを感じた。推しがいる奴にこっちも大切な推しがいると言えば話は早い。そこは二次元も三次元も関係ない同じ“オタク”だからな。


 思い描いていた“桜間倫太郎”と本人が違ったのか、スノーマンは急に無言になった。向こうが変につっかかって来ない内に、俺はスノーマンの本音を探ってみようなんて大胆なことを試みる。


「お前さ、九重さんが好きなんだろ?」


 本人がいる前ではきっと言えない踏み込んだ質問。

 掲示板であれだけ“あいつはガチだ”と書かれていたスノーマンだ。九重さんへの執着心、依存心は異常ともいえる。

 多分“ガチ恋”っていわれる部類の人だと俺は勝手に思っていたが、スノーマンからの返事は意外なものだった。


「好き、それをどういうジャンルの好きで聞いてるのかはわかりませんが、恋愛感情として付き合いたいと思ったことは一度だってないんです」

「――えっ、そうなのか?」

「……ただアイドル九重夏姫が好きだった。ずっと応援して見守りたかった。僕が見える範囲内で輝き続けてほしかった。僕はあなたと違ってアイドル九重夏姫しか知りませんから」


 言われてみると、俺はアイドルじゃないただの九重さんか知らない。

 俺達は真逆の九重さんを今まで見て来た。

 九重さん、アイドルの時もキャラ作りなしで素でやってそうだけど……てか絶対に素。


 そんなことよりスノーマン。TOの鑑じゃないか。厄介なオタクと思ってたけど考え方は同じオタクとして賛同する。別にアイドル時代の九重さんをストーカーしたりという迷惑行為してたわけでもない。ただアイドル九重さんへの気持ちが他のファンより重く“ガチすぎた”だけ。

 そして――九重さんがいなくなって、今はその想いが暴走し歯止めが利かなくなっている、ってとこか。


「ココナツとプライベートで会えるようになった今、僕は……逆にどうすればいいかわかりません」

「どうすればって、ラッキーと思えばいいだろが」

「……ラッキー?」

「普通ないんだぞ。推しと普通に話して笑って、それを普段の日常の中で当たり前のようになんてこんなこと。でもそれができるのは今は一般人の九重夏姫しかいないからだ。今まで知らなかったなら、知ってみればいいじゃん」

「! 僕にそんな権利は……今までだってずっと、しつこいくらい追いかけてたんです。そこまで踏み込むのは」

「おいおいもうじゅーーぶん踏み込んでますけど? ……もったいないと思うけどなぁ」

「僕はただ! ココナツが、僕の名前さえ覚えてくれてたらよくて、それで」


 お。初めてこいつが取り乱して顔赤くしちゃってる姿なんてレアなもん見れたぞ。つーか名前ってのは――


「手紙にも書いてあった、スノーマン?」

「それはファンの間で通してる名前です。でもココナツへのファンレターにはいつも本名と住所を書いてました。返事をもらったこともあるんですよ」

「へぇ。九重さん律儀なんだな」 

「握手の時も本名を名乗ってましたし……ココナツだけが僕の名前を知ってくれてたらいいなって。だから、それだけ確認したくて」


 自分の名前を推しだけに知ってほしいって……こいつ、なんていじらしい奴なんだよクッソ! あんな怖い思いして俺に呪いをかけようとした相手なのに、知れば知るほど嫌いになれねー!


「確認って覚えてるかどうかをか? そりゃさすがに覚えてるだろ」

「ココナツの口から直接聞きたいんです。僕の名前を。でもそんなチャンスは……」


 どうして俺の周りは俺を含め手のかかる奴が集まって来るんだろうか。

 ――仕方ない。同じオタク同士、こいつの夢を叶えてあげられる立場に俺があるならば。


「……わかった。俺が作ってやる」

「……あなたが?」


 こいつに言ってやる言葉はただ一つだけ。


「おいスノーマン。明日、暇か?」



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