応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    1話から4話、全部を読んでからもう一度1話に戻って読みました。話数に正規の読み方じゃないですが、読んだ後に感じる話の重みが何倍にも膨れ上がって、色々と考えさせられました。

    ハルとアコの2人は、お互いに相手の思いを読めてしまうくらいに近くて、だからこそ、その心の近さ故に複雑な気持ちを抱えてしまうのかな、と個人的に思います。文章の量とか、描写の仕方がこのすごく微妙な距離感を写していると思うと、思わず唸ってしまいました。

    最後、甘いミルクの味で、しかもわざわざ飴とは違う、温もり付きのものを手に取る描写で終わっているのがとっても好きです!

    作者からの返信

    瞳さん
    コメントありがとうございます!

    なんと、わざわざそのようなことまでして頂いてありがとうございます。言われてみれば1話は3話と4話の間のお話ですもんね。そういう楽しみ方もあるのか、と今更気付かされました。

    そうですねえ。ハルはアコの気持ちを知っていたんですよね。でもだからこそ結ばれないことを選んだ。このハルの決断はアコへの愛情でもありながら、自分と世界への諦観でもあるわけです。
    描写は結構色々込めました! が、文章量はたぶん結果的に良かっただけかも知れません(^-^;

    ありがとうございます。そのシーンに辿り着くための飴とコーヒーなので、気に入って頂けてとても嬉しいです。
    彼女はきっと、ハルからは与えられなかったものを選択して、人生を進んでいくのだと思います。

  • 最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    弱いから。相手の幸せを吸いつくしてしまうから。だから、可哀そうだと思う相手に与える側にまわる。
    ストイックですね。冬の寒さに耐えるロゼットみたいに。
    二人に本当の春がきて、花が咲くといいなと思います。

    作者からの返信

    如月ふあさん
    コメントありがとうございます!
    ハルはどちらか一方しか幸せになれないと考えているんですよね。世の中には「幸せになろう」という言葉があって、でもそれは彼にとっては嘘のようなことなのです。
    きっと二人はそれぞれが別々の道でそれなりに幸せになって、お互いがたまの休日に会ったりして、その距離感が心地よくて幸せだと思える時が来るのだと思います。

  • 最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    書き方でシーンすっ飛ぶのに可能性を感じたかもしれないです、これ間を細かく埋めてくと長編作れちゃう気がするけど、書くシーンを厳選することによって。
    少ない文章量で、大きな物語を動かしながら。
    細かいところを置き去りにして(悪い意味ではなく)物語の脚を速くする事が出来そうだなって思いました。

    作者からの返信

    @suzzzumeさん
    コメントありがとうございます!
    アコの思考が過去に戻っている時ですね。
    今回後ろはあまり作っていないのですが、自身の価値観をぶっこんだ作品なので、「大きな物語」があるように見えたのなら、幸いです。でも作りこみは正直できてません。すいません。
    自分は結構細々と書いてしまう癖があるので、細かくなっていないのなら、程よい文章量になっているという事でしょうから、良かった(のかな?)と思います。

  • 最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    また詩一さんの作品が読めた!
    いろんな味が広がります(*´-`)
    途中は苦かったし、やっぱり最後も苦さもあるのだけど。でもそれが好きです(*´ω`*)

    作者からの返信

    朝山なのさん
    コメントありがとうございます!
    また朝山なのさんに読んで頂けた! 嬉しいです。
    色んな味ですか。色々味わって頂けて良かったです。


  • 編集済

    最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    寒さの中、葉を広げて冬を越す。春に花を咲かせるために。切ないけれど、同時に温もりも感じさせる話でした。

    >長い間禁煙して、久しぶりに吸うと、煙草が美味おいしすぎて、もうやめられなくなるって聞いたから
    この台詞、大変やらしくて良かったです。

    追記です。
    久しぶりに会う、互いに憎からず想い合う相手に、やらしいです!

    作者からの返信

    坂水さん
    コメントありがとうございます!
    物語が伝わって良かったです。
    やらしいですか(笑) 結局その後アコの煙草を吸うんですよね。

  • 最終話 ミルク、改札にてへの応援コメント

    色々な小説の中で、タバコやコーヒーといった嗜好品のシーンがとても好きです。成長とともに恋愛要素に『人間性』が加わるという表現と自然にリンクしているように感じました。わたしは「半端者のダンス」も「お母様は魔王様っ」もとても優れた恋愛小説として好きです。恋愛観は人間観、人生観だと思いますので。

    作者からの返信

    naka-motooさん
    コメントありがとうございます!
    恋愛観は人間観ですか。なるほど。
    自身の中にある幸せの定義とか、結婚の意味とか、あくまで考え方の一つなんですが、それが正確にお伝えできたのであれば、幸いです。
    また他の作品も褒めてくださり嬉しく思います。