第二回 菜の花の白和え
瓦葺きの屋根の上で、どら猫が大欠伸をしていた。
昼寝をするには、持ってこいの陽気である。気持ち良さそうにしている猫を一瞥し、碧は思わず笑みを浮かべた。
朝晩には余寒を覚えるが、昼になるとすっかり春めく季節になっている。その穏やかな日差しの中、碧は三本松町の自宅から、蔵前町にある小売り酒屋〔鬼八〕へ向う、その途中だった。
猫の視線が、碧が右手にぶら下げた
「あっ、これは駄目よ」
そう言うと、碧は魚籠を前抱きにして再び歩き出した。
魚籠の中には、贔屓の
小売り酒屋と居酒屋を兼ねた鬼八は、相変わらず繁盛していた。
二年前の春、酒屋の店内の土間や軒先に長床几を出し、父の思い付きで始めた居酒屋稼業。最初こそすったもんだあったが、少しずつ常連客が増え、今では目が回るような毎日を過ごしていた。
そして、その忙しさに拍車をかけたのが、碧に代わって板場を任された六蔵の料理だった。
常連の客は口を揃えて、
「六蔵の奴ぁ、愛想は毛ほどにも無ぇが、不思議と料理は気が利いてるぜ」
「あいつは、口じゃなくて料理で愛想を出してんだ」
と褒め、料理の腕が口伝てで広まっているのである。
確かに、碧もそう思う。深い翳りを湛えた顔で板場に籠る六蔵は、無口で愛想の欠片も無い。しかし、その料理を一口食べれば、この男の印象が一変する。彼の口では表せぬ優しさや気遣いが、味覚を通して伝わるのだ。
特に野山で穫れる旬の食材を使った料理が得意で、休みの日には、一人城下の東に聳える
六蔵は父がある日突然、板前として連れて来た男だった。それまで素人料理ながら板場を仕切っていた碧と交代させたのだ。
父によると、六蔵の
「料理ってもんは、食った
という、料理への考えに惚れたとの事だった。
しかし碧は、六蔵の事を何も知らない。知っているのは、三十三という歳と、下野の生まれで今は
父はそれ以上の事を知っているようだが、碧は訊くに訊けないでいる。あの馬鹿親父の事だ。にんまりとして、冷やかすに違いない。
(そんなつもりじゃないのに……)
と思いつつも、また六蔵の事を考えている自分に気付き、碧は頭を振った。
六蔵への興味は、色恋からではない。一緒に働く人間としての興味なのだ。そうだ。そうに違いない。
(だって、素性について何も知らないのだし、それを知りたいと思うのは自然な流れではないか)
六蔵は謎が多い男だが、それを薄気味悪いと思う時期は過ぎている。今や、六蔵は鬼八一家の大切な仲間なのだ。
兎も角、六蔵が鬼八に来てからというものの、二十七になった碧の身体は連日嬉しい悲鳴を挙げている。昼間の酒屋稼業の為に若い小女を雇ってはいるが、夜も人を増やそうかと最近は考えているほどだ。
「よう」
突然声を掛けられたのは、蔵前町に掛かる蜆橋の袂であった。
着流しに落とし差し。武士だ。その顔は色白で彫りは深いが、髭が濃く口の周りが青々としている。嫌な顔だ。振り返った碧は、反射的に眉を顰めていた。
西山喜重郎。夜須藩の平士で、碧の夫だった男である。
元は、鬼八の客だった。いつしか男女の関係になり、父の反対を押し押し切り身分を越えて結ばれた。
しかし、義母は身分差を持ち出しては、何かにつけ碧を侮辱した。どうして喜重郎との結婚を認めたのか? そう疑問に思うほど、いじめは執拗なものだった。そうした義母に対し、喜重郎は見て見ぬ振りを決め込み何も言ってはくれない。どうにかしてと懇願しても、返ってきたのは助けでも労わりでもなく、
「お前にも責任がある。大体、武家に嫁いだのだ。これぐらい覚悟していたのではないか」
という、喜重郎の無理解だった。
碧はそれでも耐えたが、結婚から三年後の春、喜重郎から離縁を申し付けられた。理由は、子宝に恵まれなかったからだ。
「石女のお前に何の価値も無い」
と義母に蔑まれ、婚家を去った。
それ故に、喜重郎はこの世に二人いる最も会いたくない人間の内の一人であった。勿論、もう一人は義母である。
「碧じゃねぇか。元気だったかい?」
「何だい、あんた」
「おいおい、久し振りに会ってそれかよ」
「あたしは会いたくなかったわ」
「つれない態度とは、泣かせるぜ」
喜重郎の声。かつては惚れた男でも、今ではそれすら嫌悪を覚える。
「お前の旦那様だぜ、俺は。まぁ、元になっちまったが」
「あんたとあたしは他人なんですから。そう言われる筋合いございません」
「またまた、そう冷たい事言って。何でも、鬼八が繁盛しているとか。噂で聞いたぜ?」
喜重郎の顔が、陰湿に笑む。身震いがする心地だった。かつて、自分はこんな男に抱かれて悦んでいたと思うと、情けなくて泣けてくる。
「何でも、腕っこきの板前がいるんだってなぁ」
「だから? あんたには関係のない事でしょ」
「まぁ、裁縫の針山じゃねぇんだ。そんなツンケンするなよ。俺はただ、お互い様だなって思ってな。俺もここんところ忙しくてね」
そう言う喜重郎を、碧は鼻白んだ。喜重郎は徒士組に属し、やっている事と言えば、城の門番である。三日に一度出仕すればいいだけの役目なのに、どうして忙しい事があろうか。
「おい、疑っているな。だがよ、俺は江戸表に行くかもしれねぇんだ」
「江戸? 何でまた」
「俺はこう見えても、藩のご政道を糺さんとする、
二人の名前は知らない。しかし、最近藩政改革を巡って、藩庁が二つに割れているという話は、武家の客が話していたのを聞いた事がある。何でも、夜須藩主・
「へぇ、そうですか。ですけど、あんたが忠義だが中気だが知りませんが、あたしには関係ない事ですよ」
そう言って、碧は踵を返した。喜重郎の声が更に聞こえたが、無視する事にした。もう存在そのものが不快なのである。
◆◇◆◇◆◇◆◇
店先で、娘が立っていた。
年の頃は、十七か八。色彩豊かな着物に纏った娘は、商家の令嬢という風がある。
娘は、鬼八に入るでもなく、何やら格子窓の方に目をやって様子を窺っている。そこは板場で、既に働いている六蔵の姿があった。
「あら、お嬢さん。何か御用?」
碧が気軽に声を掛けると、娘は狼狽し、
「あっ……いや、何でもないんです」
と、足早に店の前から去ってしまった。
(何なのかしら……)
不審に感じたものの、店に入った碧を板場に引き込んだ熊吉の顔を見ると、娘の事など何処かに飛んでしまった。
「遅せぇよ、碧よう」
「お父ちゃん、何するのさ。言ったじゃない、今日は遅れるって」
「あぁ、煩せぇ。今日はトンでもねぇ客が来てるぜ」
「トンでもない客?」
声を挙げた碧を、熊吉はシッと制した。
「あの隅のお武家さんを見てみろ。ほら皺が深い、俺と歳が変わらんぐらいの男を見てみろい」
碧は板場の隅から、顔をそっと出した。そこには、二人の武士が茶を啜っていた。一人は四十路に入るかどうかの武士。渋みが入った中々の男前だ。その奥に、白髪頭の男がいる。
「あれが誰なのよ」
「添田甲斐様さ。藩の首席家老様の。もう一人のお武家様は、
「ご家老様とお代官様だって?」
碧は、ハッとして喜重郎の顔を思い出した。喜重郎が加わっているという、忠義党の敵である。
(あの人が首席家老……)
と、出された酒を啜る二人を眺めながら碧は思った。小さな声で、何やら語らっている。確かに、そう言われると近寄りがたい雰囲気がある。
「どうでぇ?」
「どうでぇって、うちはそんな御大尽が来るような店じゃないよ。それに何だって、お父ちゃんが知っているのさ」
「お客さんが報せてくれたんですよ」
そう言ったのは、奥で包丁を動かす六蔵だった。
「添田様が入って来た途端、顔を青くして出て行かれたお客さんがいましてね。勝手口から顔を覗かせて教えてくれたのです」
「そうなの……。それにしても、六蔵さんは落ち着いているわね」
「へぇ。あっしは、どんなお客さんでも、一生懸命、包丁を動かすだけですから」
相変わらずの六蔵に、碧は自然と微笑んでいた。
「あ、これ岩魚よ」
「ありがとうございやす。旬には早いですが、こいつは旨そうですね」
「でしょ」
「塩焼きにして出しやしょうか」
「そうね。他に何か出来るの?」
「身を落として、頭と骨で、骨酒するのもようございやす。身は潰して団子汁とか」
そう話していると、熊吉が鼻を鳴らして間に入って来た。
「やい、お二人さん。そんな事より、添田様だよ。何を出すんでぇ?」
「タラの芽飯、野蒜の酢味噌、春菊のおひたし、土筆の卵とじでしょうか」
六蔵が包丁を止めて言った。
「なんでぇ、そこら辺に生えてる草ばっかじゃねぇか。なんか、もっといいのねぇのかい。なぁ、碧」
「あたしは構わないと思うわ。だって、それが評判で繁盛してんだし。岩魚でもいいけど、待たせてしまうし。いつも通りでいいのよ」
鼻を鳴らす熊吉を横目に、碧は六蔵が言った通りの品を二人に出した。すると添田と平山は、無心で全ての料理を平らげ、
「大変美味しかった」
と、皺が深い顔が満足気になって出て行った。
「ほら言ったでしょ、お父ちゃん。うちは旬の食材を活かした料理が評判なのよ」
「へん、うちは酒屋が本分って事を忘れんじゃねぇぞ」
◆◇◆◇◆◇◆◇
次の日も、そのまた次の日も、娘の姿が店の前にあった。
一度声を掛けたからか、潜むようにして格子窓を見つめている。そして娘は、碧の姿に気付くと慌てて逃げ去るのだ。
(何なのだろうねぇ……)
最初こそ不審に感じてはいたが、店に害があるわけでもないので、碧は暫くは気にしない振りをしていた。
しかし、ある日。碧は格子窓を眺める娘の視線を見て、ある事に気付いてしまった。
中年増の勘が、そう感じさせたのか。
(あの娘さんは、六蔵さんの事を……)
間違いない。あの視線は、その自分もかつて経験した、憧れの眼差しだった。
そう思うと同時に、自分の心に細波が立っている事に気付いた。
胸が騒ぐ。それを抑える事は出来ず、娘が向ける視線の意味を、どうしても知りたくなる。
(もう、あたしも小娘みたいに……)
馬鹿みたい。石女と蔑まれ、婚家を追い出された身だ。色恋なんてもう懲り懲りで、男に夢を見るなんて馬鹿馬鹿しい。
(仕方ない、六蔵さんに訊いてみるか)
兎に角、この状況が続くのは、娘の為にも、何より自分の心の安定の為にもよくないし、中年増の悋気なんて見れたものではない。そう思った碧は、六蔵にそれとなく聞いてみた。
「あっしをですか?」
六蔵は、外からの視線に気付いていないようであった。普段の眼光は鋭いというのに、変な所で妙に鈍いのか。碧は呆れて溜息を吐いていた。
「もう鈍いわね。ほら、あそこよ」
六蔵が、格子窓の外に目を向ける。
「小春坊……」
その呟きと同時に、持っていた菜箸が土間に落ちた。
「え? 知り合いなの?」
「ええ……姉の、娘でございやす」
「お姉さんの?」
六蔵は頷くと、
「ちょっと、失礼しやす」
と、店の外へ駆け出していた。
(つまりは、六蔵さんの姪っ子……)
碧は格子窓から、娘を抱きしめる六蔵を眺めていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇
六蔵の話はこうだった。
唯一の肉親だった姉は、彫り師をしていた旦那を早くに亡くし、紙問屋の伊丹屋へ女中奉公をしながら、小春という娘と二人で暮していた。六蔵も折を見てはそうした姉を訪ね、小春に色々と料理を作ってあげていたそうだ。
しかし、その姉が流行り病で命を落とすと、小春は奉公先だった伊丹屋の厚意で、主人夫婦の養子になる事となった。その時、小春は九歳。今から、八年前の話だそうだ。
養子に出すと決めたのは、六蔵だった。自分が育てるより、ずっと人間らしい暮らしが出来ると思ったからで、伊丹屋夫婦の人品も素晴らしいものという評判も、六蔵の背を押した。
子宝に恵まれなかった伊丹屋が、小春を温かく迎え入れたのを見届けると、六蔵は小春の前から姿を消した。
「なるほどねぇ。お前さんにそんな話があったとは」
そう言ったのは、手拭いを頭に巻いて聞き入る熊吉だった。途中から話に加わって、
「こんな大変な話をする時に、店なんて開けてられっか」
と、これから店を開けるというのに、急遽閉めてしまったのだ。
それで今は、土間の席に小春を座らせ、碧と熊吉、そして六蔵で囲んでいる。
「それでどうして此処に?」
六蔵が訊いた。
「おっ母さんに聞いたんです。この店に、六蔵おじさんがいるから、会ってきなさいって」
「どうして?」
「私、もうすぐ嫁ぐんです」
その言葉に、六蔵の目が大きく見開いた。この男には珍しく、動揺の色があからさまに見て取れた。
「嫁ぐって、お前。あ、相手は? ちゃんとした堅い男なんだろうな」
「ちょっと、六蔵さん。あの伊丹屋さんから嫁に出すのよ。変な相手なわけがないじゃないの」
伊丹屋の人柄の良さは、碧の耳にも入っていた。客だけでなく、奉公人や同業者も大事にしていて、大変好かれている。太い商売が続けられているのも、善良な性根があるからだ。
「碧さん、しかし」
「叔父さん。相手は、
「三津屋って言えば、材木問屋ね。新町に大きな店があって、その前を通る度に人がひっきりなしに出入りしているわ」
碧が口を挟み、小春は頷いた。
「お店の事はわかりませんが、新吉さんは私の生まれの事を承知の上で、嫁いでほしいって言ってくれたのよ」
「……そうか。お前はもう十七だもんな。嫁に行っても不思議じゃねぇ」
「それで、その報告を六蔵にしに来たの? ずっと店の前にいたようだけど」
今度は碧が訊いた。
「ええ……。すみません。私の事を忘れられていたらどうしようとか、中々声を掛けられなくて」
「馬鹿だな、小春。忘れるわけがねぇ。忘れた事もねぇ」
碧は、そっと六蔵の顔に目をやった。照れくさそうに俯いている。初めて目にする六蔵の照れが、何だか新鮮で身近な存在に思えた。
「あとおっ母さんが、祝言の席には叔父さんも呼びなさいって。おっ父さんもそう言っているの」
思わぬ一言に、碧も熊吉も六蔵の顔に目をやっていた。
「そいつは、駄目だ。無理な相談だ。お前はもう伊丹屋さんの娘だ。俺とは縁が切れている。行けるわけがねぇ」
「やっぱり」
小春が悲しそうな表情で俯いた。六蔵は先程の表情から一転し、腕を組んで口を真一文字に結んでいる。これほど感情を露わにしている姿を、碧は初めて目にした。
「六蔵さん、行けばいいじゃないの。可愛い姪っ子の為に」
碧は、目に涙を浮かべる小春が不憫になり、思わず口を開いていた。
「碧さん。何も小春が憎いからじゃないんでさ。可愛いからですよ。俺みたいな
「叔父さん、そんな事……」
「あるんだから言ってんだ。諦めろ、小春坊。お前の叔父さんは半端な日陰者で、人様の表舞台に出れるような男じゃねぇんだ」
「行け、六蔵」
そう言ったのは、今まで珍しく黙っていた熊吉だった。
「旦那」
「料理ってのは、食った
「へぇ」
「腹を満たす為なら、手の込んだ仕込みする必要がないもんな。ならよ、人を幸せにしたいっていう料理人が、可愛い姪っ子を幸せに出来んで何とするよ」
「しかし、そりゃ話が」
「しかしも、ヘチマもねぇやい。行け、六蔵。行って、人としての務めを果たしてきやがれ。何より小春ちゃんが、それを望んでんだよ。人生の晴れ舞台をお前に見て欲しいって。それで小春ちゃんの恥になったらなったで、お前が償いやがれ」
そう言うと、熊吉は机を思いっ切り叩いた。
何とも珍妙な説法であるが、当の六蔵には響いたようだった。
「わかりやした。行きやしょう」
そう言うと、小春の顔に花が咲いたような笑みが浮かんだ。それを見た六蔵は、軽く溜息を吐いて席を立った。
「小春坊。飯を食ってけ。お前が好きだったあれを作ってやる」
「本当?」
「ああ。旦那、碧さん。板場お借りしやす。銭もあっしが払いますんで」
「銭はいらねぇよ。だが、俺達の分も作ってくれ」
小春が好きなだったあれとは、菜の花だった。しかも、食べる方の菜の花である。
六蔵は今朝仕入れた菜の花を、塩を加えた熱湯にさっと通すと、それを笊に上げて冷水で冷ました。その間、豆腐を潰し、そこに胡麻・砂糖・塩・醤油を加え混ぜ合わせる。
その手際は、相変わらず見事だ。一息で、作り上げていく。ただ作るだけでなく、もう使わない材料や道具を片付けながらそれをするのだから、本当に凄い。
それから、冷めた菜の花を適当に切り分けると、調味料を加えて混ぜた豆腐の中に入れてよく和えた。
「へぇ、美味しそうじゃないの」
出されたのは、菜の花の白和えだった。
白和えの中から現れる、微かな菜の花の苦み。この苦味こそが、春の味なのだ。他にも、菜の花の吸い物、油揚げとの煮びたしと、菜の花尽くしだ。
小春も旨そうに食べている。
「しかし、小春ちゃん。菜の花が好きだなんて渋い趣味だねぇ」
いつの間にか、酒をちびりちびりやっていた熊吉が、飲み干した猪口を置きながら言った。
「叔父さんの料理だから食べられるんです。他で食べる菜の花は苦いだけでした」
そう言いながら笑う小春。それを眺める六蔵の顔が綻んでいて、碧も何故だか嬉しい気分になっていた。
〔第二回 了〕
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