第64話

 そうこうしている内に、僕たちが観覧車へ乗る番が回ってきた。

 ルナは僕を潤んだ瞳で見つめた。


「フフ……👄✨💕 初めての共同作業ねェ。

 痛くしないでェ……」

 耳元で僕に囁いてきた。


「あのねぇ…… 変な言い方をするな❗❗

 誤解を招くだろォ~❗❗

 ただ二人で観覧車に乗るだけだ❗❗」

 周囲の視線が痛い。

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