ここって?え?転生いたしました。そこは、乙女ゲームの世界

夏美

第1話

「……ふぇ、おぎゃぁ、おぎゃ~」


え?あの神様の言う通り、、転生してる。。。


って、赤ちゃんって、目も開けられないわね、、


もういいわ、寝ましょう。。


***

私が転生することになった前の話・・・


皆さんごきげんよう。


私の名前は、佐藤詩織と申します。


高校生です。普通の高校生では、ないのです。


財閥の娘なのです、


親からのプレッシャー半端ないのです。。


小さい頃から100点なんて当たり前、



友達なんて、80点でさえ、で、褒められているのに、。


羨ましくないです。。



嘘です、羨ましいです。私も、


ただ、頑張ったねっと、言ってほしいのです。


ただ、それだけでいいのです。


私の心はもう、ズタボロです。


ケアミスをして99点の時なんか、反省しろと、


夜ごはんも抜き、


ましてや、私の部屋に鍵をかけ、


ずっと勉強、


何のために生きているのでしょう。


跡取りになるわけではないのに、


そう、私は、出来損ないだから、


兄といつも比べられてきました。


スポーツ、勉強、人付き合い、全てにおいて、何でもできる、


できた兄。


家の玄関に近い部屋が私。


そして、長い廊下を歩くと、ご飯を食べるテーブル…。


その隣の隣が、兄の部屋。


その正面が、父母の部屋、そう、私は、いないもののような作りなのです。


使用人たちも、いないものと扱ってきます。


ですがユウイツ、、私専属として仕えている美鈴。。


こんな私に仕えてるなんて、可哀そうと、ついぼそっと、


言ってしまったとき、、


私の肩をつかんできて、


いいえ、私は幸せです。


こんなに素敵で、思いやりもある、詩織お嬢様に使えることができて、


幸せですと。


それを云われたとき、私は、必要にされた、初めてのことで、この感情が何なのか


わかりませんでした。


涙が、こぼれて、止まりません。


美鈴から、これは、嬉しいという感情なのだと、教えていただきました。



その出来事をきっかけに、


高校で、初めて、話しかけてみようと思い、


話しかけることができ、



お友達もできた!!


興味深い趣味にも出会えた、


それは、BLという、漫画です。


そのお友達はいわゆる腐女子、だったのです、



麻衣には、私は、小さい頃のお友達に乙女ゲームを進められ、どっぷりハマり、


それを、麻衣に布教しているのです、麻衣にはBLを教えてもらっています。


布教しあっていますの。( ´∀` )




そのお友達、麻衣の家へ行き、いわゆる、布教され、


どっぷりとその沼へ、ハマったのです。



その帰り道、初めて、BL本を買いにいき、


生徒×先生ものをゲットし、


さて、帰ろうと、すると、交差点で、男の子が、転倒し、



信号が、赤に変わり、車が、突っ込んで来ようと、前から、トラックが

来ています。。



気づいたら、


その男の子を助けなければと、身体が、


先に考えるより、行動していました。


男の子救えたかな。。体が、熱い、


うわ、ヌルってしてる。




これ、死ぬわ。。


と、意識がなくなった。。



ん>?


目を開けると白い空間が…。

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ここって?え?転生いたしました。そこは、乙女ゲームの世界 夏美 @sakurabi310

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