1月17日 小説書くならカクヨムがお薦め

 今日は、小説用に特化したエディタを持ってない人へ私がカクヨムをお薦めしている理由について書いてみます。

 

 1. カクヨムは書くために必要なツールが充実していること。


 これに尽きます。


 例えば、左側の編集サイドバーをクリックすると

 『記法と整形』で


  ルビ

  傍点

  本文の整形のための段落先頭の字下げ 


が簡単にできるのです。

 特に段落先頭の字下げは小説の基本。

 だらだら書いていても、最後にこのボタンを押すだけで小説の体裁が簡単に整えられるのはとても便利です。

 web小説だけでなく、公募のときもカクヨムで一旦書いておくと字下げ漏れが防げるのでいいですよ。


 『ツール』では

 ルビの変換を利用すると、ワープロソフトなどで出力される丸括弧を使用したルビ記法を、カクヨムのルビ記法に変換できます。


 執筆時の文字サイズの変更や背景色やフォントも簡単に変更できるのがめっちゃ便利です。


 そして、一番お薦めするポイントは下書き共有機能。

 この機能を有効にすると、自分以外の人に読んでもらうことができるのです。

 私も小説の下読みを頼まれることがあるので、この機能を使って読んでいます。

 下書き共有をしておくと、物理的に離れていても読めるので重宝ですよ。


2. 表示される絵文字や記号が豊富


 カクヨムはさし絵を使えないけれど、文字に特化しているからか使える絵文字や記号が豊富。


 ハートだけでも

 💛 💙 💜 💚 ❤ 💔 💗 💓 💕 💖 💞 💘 💌

こんなにいろんな絵文字が使えるのです。


 カクヨムで使える絵文字や記号をたくさん紹介している作品があったのでご紹介。

 びっくりするほどいろんな絵文字が使えますよ。


 カクヨム・テスト

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880909844

 作者 柳の人


 3. KADOKAWA主催のコンテストが頻繁に開催

  

プロ作家を目指しているならいろんなコンテストが行われていて、カクヨムで発表しているだけで簡単にコンテスト応募ができるので便利です。



 いいところばかり書くと『カクヨムの回し者かよ』ってことになるので、悪いところも書いてみます。


 1. 専用アプリで小説が書けない

  専用アプリで小説が書けるのなら便利だけれど小説を書く機能は未実装です。


 2. ブロック機能がない

  近況ノートや感想で作者と読者が交流できるようになっているけれど、ブロック機能がないので、応援コメント欄やレビューで誤字や文法の指摘しかしなかったり、物語の展開にケチをつけたりする俗に毒者と呼ばれる読者が現れたときに作者が対応できません。

  早急に対応して欲しいけれど、4年放置されているので実装されないかも。

  あまりに応援コメントがひどいようなら感想欄を閉じるとか運営に違反報告したほうがいいです。

  

 3. ランキングが当てにならない

  一部の小説はアクセス数やフォロワー数より★の数が多いことがある。また、1話読んだだけで★3つつけたりする人もいて、★の数とフォロワー数の合計で決まるランキングが信用できません。

  また、自主企画と呼ばれる個人企画も読み合い企画が多く、★の投げあいをしているだけなので、ランキング上位が必ずしも面白い作品になっていないのです。

  作品のフォロワー数やアクセス数に対して★が多いのは、地雷作品が多いと思います。逆にフォロワー数が多いのに★が少ない作品は面白い作品が多いです。



 カクヨムで読むをメインに楽しむには、自分が面白いと思う作品にレビューを書いている人が他にレビューや★をつけている作品を読んでみるのがてっとり早いような気がします。

 最初に自分が面白いと思う作品が見つけられない人は、それでも、ジャンル別累計上位から読んでいくと1つは気に入る作品が見つかるはず。

 気に入った作品を見つけたら、同じ作者の別の作品も読んでみて、複数好みの作品が見つかったら作者フォローをしておくと、作者が新作を発表したときにチェックしやすいです。

 なお、以前聞いた数に変更がないのであれば、作者フォローは上限が500人、作品フォローは上限1000作品です。

 

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