第17話 ほら、もうひと押ししなよ〜♪
フワフワフワ〜♪
来ましたね?
見えないけれど〜♪
いるんですよね?
恋の天使のキューピッドはずっと魔王のそばにいます。
なぜでしょう?
「あっあっあの!」
「はい?」
魔王の手当ては終わっていました。
大したことないただの擦り傷です。
魔王は天使級美女タエちゃん家のリビングの椅子に座っています。
その魔王の前のリビングの床に両膝をつきながら、天使級美女のタエちゃんは魔王の手当てをしていたのです。
魔王の擦り傷の手当てが終わったから天使級美女タエちゃんは立ち上がろうとしてました。
恋の天使キューピッドは魔王の肩を弓矢のハートの弓でバーンッとぶっ叩いていました。
しかもキューピッドはもう笑っていなかったのです(怖い顔)。
『ええーいっ! いい加減焦れったいわっ!』
恋の天使キューピッドは魔王の背中を蹴り飛ばしました!
魔王の体はちょっとだけよろけて、目の前の天使級美女タエちゃんに少しだけ寄りかかってしまいました。
さてはて、どうなる〜?
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