おかしい話

白ノ宮

気づけば僕は真っ白な空間にいた。


昨日何してたっけな....。


「やぁ、新城くん」


どこかから僕の苗字を呼ぶ声が聞こえる。


いつの間にか目の前に金色の火の玉があった。

どうやらそこから声が出てるようだった。

返事をしてみようにも声が出ない、何故だ。


「声でないでしょ?魂だけだから仕方ないよ。でも君の言いたいことはわかるから安心してほしい」


なぜ僕はここにいるのだろうか?


「まだ人生の途中みたいだったけど連れてきちゃってごめんね?ここは天国だよ、君は私によって勝手に殺されたんだよ」


殺されたのか....。


「これには理由があるんだ。君には異世界に行ってほしい」


最近のテンプレ的な?


「そう!とりあえず死なないようにしといたから頑張って」


おっけい!まかせてたも~。


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