おかしい話
白ノ宮
1
気づけば僕は真っ白な空間にいた。
昨日何してたっけな....。
「やぁ、新城くん」
どこかから僕の苗字を呼ぶ声が聞こえる。
いつの間にか目の前に金色の火の玉があった。
どうやらそこから声が出てるようだった。
返事をしてみようにも声が出ない、何故だ。
「声でないでしょ?魂だけだから仕方ないよ。でも君の言いたいことはわかるから安心してほしい」
なぜ僕はここにいるのだろうか?
「まだ人生の途中みたいだったけど連れてきちゃってごめんね?ここは天国だよ、君は私によって勝手に殺されたんだよ」
殺されたのか....。
「これには理由があるんだ。君には異世界に行ってほしい」
最近のテンプレ的な?
「そう!とりあえず死なないようにしといたから頑張って」
おっけい!まかせてたも~。
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