第5話
初めての時はホントにキツくて、私が余りにも辛そうだったからか、秋芳さんはとても気遣ってくれて、途中で何度も「今日はやめときまひょ。」と言ってくれるのを、その度に「大丈夫…だから…辞めないで。」と、お願いして最後までして貰った。
途中で辞めちゃったらきっと、秋芳さんはもう2度と私とそんな事してくれなさそうって思ったから。
その時も全部が入ってしまえば意外とそれほど辛くなかった。
動き始めだけは、ちょっとキツかったけど、それでもそんな私の表情すら秋芳さんは「そない辛そうな顔も、わてには愛おしゅうて、かいらしい」と言ってくれて。
その言葉だけで私の身体からは力が抜けていって、いつしか私は秋芳さんにしがみ付いてイッてしまっていた。
秋芳さんは、いつも充分に私を感じさせて何回も何回もイカせてから、やっと入ってくる。
だから始めこそ、その大きさがキツく感じても、すぐに私のソコはほぐれてきて、その大きさを堪能し始める。
長さと太さがある分 充分に中の壁を擦られる。
それが好き。
そして奥まで突かれる度に私の身体の中心から甘い痺れが広がり、やがてそれは背中から頭までを一直線に貫く。
「ああっっっ!!!」
秋芳さんにしがみついてイク。
「愛柚はん、イカはった? もっともっと、そのかいらしい顔を見せておくれやす。 もっとようさんイキよし…」
秋芳さんは私をギュッと抱き締めて、キスを落としながら また激しく腰を振りだした。
秋芳さんの色香をはらんだ吐息が耳元をくすぐる。
ああ…、秋芳さんも感じてくれてるんだ…。
けれど秋芳さんがイク気配は全く見られない。
それどころか秋芳さんは更に様々に腰の動きを変えては私の中のあちこちを突いてくる。
私は、その度に新しい快感の波に飲み込まれ溺れていく。
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