016-♡05
今日もあの場所に行く。
家出た時はまだ明るかったが、今はかなり暗くなっている。
あの男がもし目の前に現れたら、あたしはどうなるんだろう?
分からない、、、
そんなことを考えていると、目の前に娘を轢いた車が通り過ぎたような気がした。あたしは目が悪いからよく分からないけど、記憶にある車と似ていた。
走って、車を追いかける。
すると車は止まり、中から人が降りて来た。
あの男だ!
間違いない。
あたしは顔めがけて飛んだ。
爪を立て、男の顔を引っ掻いた。
血が出る。
そして噛んだ。
けど致命傷にはならない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます