　拙い作品をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

　この小説は「映像があれば一発で分かってしまう情報を、文章という媒体であるが故に与えずに済む」という古典的なテクニックを基に書かれています。

　同時に設定が未来であるという点から、読んでいて分かりづらい、意味がすんなり通らない部分も多々あるかと思います。

　そのため、以下に解説付きの内容を用意しました。

　補足と注釈。背景となる世界観に関する一種のエッセイでもあります。

　紙ベースの媒体ではこんな無駄の多い構成は取れませんが、電子媒体ではこういった方式を躊躇無く行える、というやや実験的な取り組みです。

　ですので、もしお時間がありましたら、もう一度お付き合い頂ければ幸いです。

　赤字部分が追加となりますので、その部分だけでも、是非。

　あと、最後に一つ。

　既にお気づきの方も居るでしょうが、この作品の主人公、イタル君には性別の設定がありません。

　よろしければ、これまで男性としていた方には女性、女性としていた方は男性に設定を変えて読んでみて頂けませんでしょうか。

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