イナゴのスペクトラム日記

山下 イナゴ

イナゴの生いたち

 こんにちは、山下イナゴと言います。この頃風が冷たいですね。寒い方もいると思いますが、僕はインフルエンザなどではありません。多分。たとえそうだったとしても潜伏期間です。ですが、鼻炎なので鼻の調子は常に悪いッス。(どうでもいい)


 貴方はどうですか。元気に通学、通勤、通院等ちゃんと自分のやるべき事をやっていますか。僕はあまり満足にできてはいません。何故かと言うと、中学卒業から受験まで、一年間位のブランクが空いているからです。つまり受験を受けていません。なので、僕は去年の4月位から学校に行っていません。


 僕は小さな頃から「特別支援学級」に通っていて、普通の女の子でした。当たり前のように怒り散らしたし、泣きわめいたし、駄々も星の数ほどコネたけど、頑丈なハート(!?)を持つ、一人目であり恩師でもある担任の先生は最後まで受けとめてくれました。その人は今でも親友。

 二人目の担任の先生はとても厳しく、最初は怖かったような印象がある。だけど、話している内に最初はぼちぼち、どんどん仲良くなった。仲良くなるうちにだんだん言うことが面白くなっていった。此方からの「お友だち」強行突破と言う感じだろう。今思うと、かなり手こずったんだろうな。立場的にKY発言だが、こんな「ワガママモンスター」をよく育て上げたな、と思う。その人は今でもずっと仲良し。


 だが、そんなイナゴと二代目担任にはとある恐ろしい事が待っていた。何だと思う?


「いじめっ子」。

 とやかく理由を付けて、何だかよくわからない言葉を作る。出会い頭、僕に向かって何回も言う。やっと泣き出したらまた別のよくわからない言葉で囃し立てるようだ。これには流石に僕自身も、僕の中の「精神クン」も参ってしまった。我慢にならなかったんだ。


 どこにも姿のない刺客。突然やって来たのは、見つけられない監視といじめっ子たちの笑い声。とてもじゃないけど、頭が狂いそうだな。それもそのはず。いつも通ってる病院で、「統合失調症」とかいう診断を受けた。


 そうしてから僕は大分の間お母さんの言うことが信じられなかった。お母さんは「いじめっ子はここにいないの」と僕に言い聞かせ続ける。だけど、僕はそのような言葉は関係なかったようだ。

「いない」と人が言えど、「いる」と僕の脳内は頑なに唱え続けるのだから。


続く……

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