質問7.この作家やこの作品は、物語を書く上で勉強になる。という作家や作品を教えてください。
質問7.この作家やこの作品は、物語を書く上で勉強になる。という作家や作品を教えてください。
だいぶ遅くなりましたが、最後の質問にたどりつきました。
私にとって「勉強になる」とか参考になるorなったものものなので、あなたにとっては全く合わないってのもあるかと思います。
ただ、何かの物語を生み出して、(質問1で書いた)3人の読者のこころをつかみたいって思うために、表現の引き出しにたくさんネタをしこんだほうが、きっと書いていて楽しく感じるはず。
前回は「800字であらすじ」とかも書きました。つきつめていえば、スーパーマリオも、ソードアート・オンライン(おもにアニメ1期)も、「何か事情があってさらわれたりして、すぐに手の届かないところにいったヒロインを、ヒーローが迎えに行く」話です。そこにどんなバックストーリーがあるかとか、世界観とか、物語を彩るキャラクター、あるいは悪役の配置、展開の方法が違っている。
違いを出すためには、誰も知らない資料や文献を持ってくるか、自分でたくさんの資料を参考にして化学反応を起こさないと出ないです。
(作家の作品)敬称略
・藤本ひとみ(コバルト文庫)
→小説を書き始めた頃(中学生)に、ざっくりとした書き方、セリフの入れ方とかを参考にしました。ほんと最初の頃です。
・夏目漱石全般
・平野啓一郎
(辞書・教科書)
・国語の教科書
→作文の授業とかもふくめて、フレームとしての日本語文法。送り仮名の使い方、常とう句など。
・漢和辞典
→いわゆる中二病全開の頃に、人やらの名前をつける参考にしていました。漢字の意味とか由来とか調べまくったなあ。
・広辞苑・国語辞典
→小説でも平日昼間の仕事でも、文章書きで困ったらとりあえず引きます(最近は電子辞書)。「延々と」「永遠と」誤用の話題も最近ありましたね。迷ったら辞書を引きましょう。
・英和辞典・英英辞典
→これも電子辞書で。どっちかといえば仕事で使ってる方なんですけど。
(書き方)
・綴方教室っていう本(たぶん岩波文庫の「新編綴方教室」)
→絶版?っぽいので図書館で見たのかも。
・ベストセラー小説の書き方
・ワセダ大学小説教室シリーズ(三田誠広)
・書きあぐねている人のための小説入門(保坂和志)
・数学文章作法(結城浩)
→結城浩先生の「心がけシリーズ」
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そしてあとは、剣と魔法のファンタジーなら、ドラゴンクエスト、ファイナル・ファンタジー、ウィザードリィ、D&D、ソード・ワールドなどなど、、と、描く世界の先達になるものを参考にします。(たっぷり影響をうけるともいう。)
私はゲームが好きなのでこうなりますけど、そこは書き手のみなさんによって変わるし、それがあるからこそ、今日もたくさんのいろんなお話が生まれていると思うのです。
ふとカクヨムをながめていて、このような自主企画を見つけられたのは幸運でした。
桐麻貴秋(Re:Reru)@nereさん、ありがとうございました。
おたがい、無理のないペースで創作を続けていきましょう。
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