ついてないよ、こんなうんせい
あきのななぐさ
第1話誕生
多分それは長い道のり。
よくわからないけど、僕はうまれた。
でも、誰も僕を祝福してくれない。
僕のうみの親もそうだった。
そう、僕は親を知らない。だから捨てられたと思ってる。
目のない僕は何も見えない。
口のない僕は何も言えない。
耳のない僕は何も聞こえない。
ただ、感じるだけ。
そこにいるだけで、悪意を向けられる事を感じるだけ。
そして、親に放置された事実を感じるだけだ。
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