骨皮筋衛門の日常
緋咲 碧
零 嚆矢
某日某所の体育館で、
...それにしても細い手足だ。もしも力士なんかが軽く掴んだならば、ポキっと聞きごごちの良い(?)音を立てて折れてしまうだろう。
手足だけではない。まな板のように薄っぺらい胸板は
「.....今日から皆さんは、当校の生徒となりました。皆さんの高校生活が、いよいよ始まるのです!私のような容姿端麗な女性のお話を聞いた...オッホン!失敬。校長先生をはじめ、多くの方々に歓迎されたこの入学式を嚆矢として、目標に向かって大きく羽ばたけるよう、精進して欲しいと思います。」
生徒会長の話が終わり、入学式は終わりを迎えた。
☆骨皮筋衛門…非常にやせていることを、人名めかしてからかっていう語
☆
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