5 雨の降る夜、エアコン暖かい部屋で
雨の降る夜
エアコン暖かい部屋で
僕は地面から足を離して
ほんの少し星に近づく
腕にあと一息力を入れれば
あの煌めきに仲間入り出来るのだ
開け放した窓から
漏れ出る生ぬるい光
無機質な喋り声
知らない名前が「しんど」
あと一歩
あと一歩
ブルルル──……ルル……ブルル……
あっ
まぶしい……
まぶしい……──
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます