3 僕が死ぬとき
僕の死体は
山に埋めてね
僕の上に注ぐ雨露は
木々の根を潤すだろう
僕の体は溶け出して
いつか命をめぐるよ
僕の骨は
海に撒いてね
魚たちの横を泳ぎ
海底にしんしんと降り積んで
揺り起こされるその時まで
暖かい闇に抱かれていたい
僕の骨粉は
宙に飛ばしてね
途中ではじけて世界を旅するのも良いし
宇宙の彼方まで飛んでって
時間旅行もしてみたいなあ
僕の遺骨は
お墓に入れてね
そうさ、御影石の小さなお墓
君の隣で眠りたいんだ
ね、
あとちょっと、
長生きしてほしかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます