第112回:ただ組み立てただけでも駄目
・今回のテーマ
タイトル通りです。プロットを製作し、それ通りに出来たのだが……色々と納得いかないケース。あるあるですよね。さっくり終了系です。
そもそも、プロットが説明書である事は言及しましたが、プラモデルに該当するのは何でしょうか。それは自分で集めてきたネタ、知識、体験談……各カテゴリーによって異なりますが、そう言った感じになります。
しかし、だからと言ってノープランでネタを切り貼りする程度でしたら、まとめサイト等と同じレベルです。ノンフィクション題材であれば、それでも通じるケースはあるでしょうが、フィクション作品では通じません。
題材の切り貼りだけで作品を繋げるだけであれば、おそらく誰でも簡単に出来るでしょう。この創作ノウハウで書くのはまとめサイト記事ではありません。あくまでも小説のノウハウ講座です。
プラモデルでも仮組みだけで仕上げてしまう人もいれば、色を塗る、継ぎ目部分を消してきれいに仕上げる、カラーアレンジ、改造……小説も、様々な知識やノウハウ等を自分なりに考えて作っていく、だからこそのオリジナリティがある小説に仕上がるのではないでしょうか?
皆さんも書店でライトノベルの書き方の本を購入し、それを参考にしただけでランキング上位に入る小説が書けるという甘い考えはありませんよね。それで簡単にランキング上位を狙えれば、苦労はしません。それが、作品を作る事なのですから。
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