それでもお傍に..
アイリ
プロローグ
私立桜華学園
この学校は至って普通の高校だ
全校生徒をまとめる
会長、副会長を除けば…
“生徒会室”
柚希「ねぇーおにぃちゃん」
優希「……」
柚希「ゆうお兄ちゃん!」
優希「…」
柚希「会長!」
優希「なんだよ」
柚希「ほら、風紀委員長来たよ」
優希「ん」
入口の方を見ると
自分より背の高い男子生徒がいた
優希「伊織」
伊織と呼ばれた男子生徒は軽く頭をさげ
ピラっと1枚の紙を見せた
伊織「今日の遅刻者リストです」
柚希「今日は少ないね〜」
ひょいっと紙を取り上げた
優希「多くても少なくてもやることは変わらない」
そう言うと持ってたスマホをテーブルに置いた
優希「柚希いくぞ」
柚希「はーいお兄ちゃん♡」
2人の後ろ姿を伊織は静かに見送った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます