恋愛編2、遅すぎたスタート

増田朋美

第一章

遅すぎたスタート

第一章

よく晴れた日だった。冬といっても、さほど寒さはなく、日差しが差し込んでポカポカした、のんびりした日。なんだか家にいるのも、勿体ない位のよい天気だった。こういう日はこぞって、健康な人であれば、どこかに出かけたくなるだろう。家にいるほうが不健康だ。

こんな日は、いつまでも部屋のなかに閉じ籠っていては勿体ないので、水穂でさえも、近隣の花鳥園に散歩にでかけるように、言われていた。事実、天候が穏やかであれば、さほど咳き込まなかったので、恵子さんも、ここぞとばかりに彼を急かして立ち上がらせ、立って歩くように指示をだしていた。

ただ、一人で行くのは危ないので、杉三がいつも一緒にいた。

こういうことには、杉ちゃんであれば、抜群の人材であった。杉三はなんにも悪びれた様子もなく、快く、水穂に付き合ってくれた。彼を、外へ出るように説得するのも、何も文句言わないでやってくれた。介護関係には、杉ちゃん、文字通り最適なのかもしれなかった。もちろん、歩きさえできればの話だが。恵子さんはそこが残念で仕方なかった。

でも、水穂は、六貫しかないせいで、長時間たっているのは難しかった。花鳥園の温室を歩くことはせず、ほとんどはカフェの中でお茶を飲むしかできなかった。そうして座っているだけでも、かなりの重労働だったのである。

「おう、こりゃあうまいなあ。このお茶もうまいし、ケーキもなかなかだな。なかに入っているラム酒の味がよくきいているぞ。ほら、お前も食べろ。」

目の前で、お茶をがぶ飲みし、ケーキにかぶりつく杉三が羨ましかった。自分は、どうしても怖くて、ケーキには手を出せない。例え杉ちゃんに骨髄を提供してもらって、事実上、悪い免疫細胞は取ったと言われても、どうしても怖くて吐き出してしまう。お茶を一杯のむだけで、精一杯だよ、とだけ言うしかなかった。大体の人は、頑張って食べてみようとか、そういう話を切り出すが、杉三はといえば、それ以上ケーキを食べろと強制することはまずしなかった。その代わり、本人は、少なくともケーキを三切れ食べて、お茶を少なくとも三杯は飲んだ。その大食いぶりは、カフェの人たちも感謝するくらいだ。水穂までお礼を言われたこともある。その日もすでにイチゴショートを完食して、次は、ザッハトルテに行こう!なんて言い出し、

「ザッハトルテを一切れ!」

とでかい声で注文してしまう始末だった。

この店は、お茶、すなわち紅茶以外にドリンクバーも儲けられていた。つまりお茶だけではなく、コーラなんかもあるのだが、だいたいそういうものは、子供や若い人が飲みに行くものと定義されていた。でも、突然近くのテーブルから、太った和服姿の女性が立ち上がり、ドリンクバーへ何か取りに行くのが見えた。

「はれれ。中年おばさんが、ドリンクバーをやってら。」

と、杉三は好奇心で彼女を見た。彼女は、年齢からしてみると、水穂とほぼ同じくらいだ。一生懸命厚化粧して若作りしているが、杉三にはごまかしは効かなかった。結構派手な、紅葉柄の小紋の着物を身に着けて、中年らしく、名古屋帯をお太鼓に結んでいる。髪はやや長くて、着物姿によくあるまとめ髪とはしておらず、帯につくすれすれに伸ばして、リボンで止めていた。結構、ふくよかな顔つきをした、かなりの美女だ。

彼女は、目的のリンゴジュースをグラスにいれて、さて、テーブルに帰ろうか、と、体の向きを変えたところ、一人の若い従業員が、厨房からケーキのお皿をもって、ロケット見たいに飛び出して来たからたまらない。

ガチャン!

彼女は仰向けにひっくり返った。

すると、

「す、すみません!本当に失礼いたしました。あの、もしかして、、、。」

といきなり聞き出す従業員。ひっくり返された例の女性も立ち上がり、

「いえ、大丈夫です。ホントに大丈夫ですから。きにしないでください。」

という。なんだか気づかいをしてほしくないといっているようだ。

「でも、、、。」

従業員は、小さい声で、周りの人に聞かれないように何かいった。

「いえ、大丈夫です。着物の汚れなら、洗えばすむことなので、気にしないでくださいませ。」

従業員は、たぶん、自分の要求している答えと、違っていたのでびっくりしてしまったのだろう。一瞬とぼけた顔をしていたが、彼女の配慮かとわかってくれたようでそそくさと立ち去った。

「申し訳ありませんが、もう少し待っていただけますでしょうか?それか、もしお急ぎでしたら、ザッハトルテの料金は払わなくて結構です。本当に不届きですみませんでした。」

不意に、この店の支配人が、杉三たちの前に現れて頭を下げる。つまり、先ほど、あの女性とがっちゃんこして、割られてしまった皿のケーキは、杉三が食べる予定だったのだ。

「もう、ペコペコあたまを下げられるのは嫌いだよ。別に僕は急いでないから、謝ってないで、新しいの作ってくれ。」

と、単純素朴な答えを出す杉三。支配人にとっても、うじうじしたところがないのでこういう単純素朴な答えのほうが、かえって良いのである。

「わ、わかりました。すぐに作り直して、お出し致します。」

支配人はしっかり礼をしてまた厨房にもどっていった。

「すまん。飛んだことになっちゃって。ま、悪いのは僕じゃないし、もうちょっとまってくれ。」

杉三は、水穂にそういったのだが、水穂は、疲れてしまったようで、椅子に寄りかかり、うとうとしてしまっていたのである。

こりゃダメかあ、と、杉三はため息をついた。でも、それ以上、起きてくれとは言わないのも、杉三だった。起こしてしまうと、弁償とかなんだとか、支配人がそういう話を持ってくるかもしれないからだ。それでは、余計に負担がかかる。と、いうより、杉三の場合は、新しいザッハトルテが食べられればそれでよかった。

「あの、本当にすみませんでした。あたしが、悪いことをしてしまったみたいで、ごめんなさい。」

杉三が、口笛を吹いて、新しいザッハトルテが来るのを待っていると、今度は女の声が聞こえてきた。

先ほど、例の従業員とがっちゃんこした、あのかわいい女性だった。やっぱり、ちょっと不自然な感じで太っていた。

「なんだ、支配人の次は、女相撲のお出迎えか?」

杉三が、またからかうようにいう。

「違いますよ。あたしは、そんなんじゃありません。とにかくごめんなさい。あたしも、責任があるわけですから、ケーキのお代、あたしが払います。」

「あ、気にしなくて構わんよ?それよりも、いまの女の相撲取りは、かわいいやつがいるんだな。でも、相撲取りは、かわいいでは勤まらんぜ。強い方が先だぞ。多少なりとも、強い感じを見せなくちゃ。そうだな、腹ばっかりじゃなくてよ。全体的に筋肉をつけなくちゃ。舞の海だって、いくら体の小さい力士であっても、ちゃんと基礎体力はつけてたんだぜ。」

「ま、まあ。あたしは相撲取りじゃありませんよ。」

ちょっとムキになって彼女は言った。すると、このやり取りを聞き付けて、うとうとしていた水穂も目を覚まし、ちょうどそこにいた彼女と目があった。

「あ、あれ?」

と、彼女は戸惑ったかおをする。水穂も、

「この方、どこかで会ったような気がするんだけどなあ、、、。」

と、一生懸命名前を思い出そうとした。

「なんだ?相撲取りと、知り合いだったのか?」

水穂と彼女の間で、キョロキョロする杉三だったが、

「も、もしかして、バイオリンの澤村禎子さんでは?杉ちゃん、この人は、相撲取りではないよ。」

と、水穂が彼女の名をいった。

「そうですよ!まさか、右城君じゃない!」

「はい。昔の名は右城ですが、今は磯野水穂です。もう右城という名は全く使っていないんです。」

「でも、その顔で覚えているわ。あたしも、共演してみたいと思っていたから。でも、あたしとあなたでは、成績に落差がありすぎてたから、無理だったけどね。」

澤村禎子は、そう自己紹介した。

「二人とも知り合いだったのね。」

杉三は、大きなため息をついた。

「そうよ。大学時代の同級生なの。」

「なるほど、そういうわけか。」

その女性、つまり澤村禎子さんを改めて眺めてみると、ずいぶん大きな丸い目をした、かわいい感じの女性だった。身長は比較的小柄な感じだが、かえってそれがふくよかな顔によく合っていて、可愛らしさを出している。

肩幅こそ、身長相応だが、下腹が大きく出っ張っていて、ちょっとばかり、不自然な感じであった。

それはたぶん、特別な事情なんだろうなということを如実に示していた。そういう女性だった。


一方その頃。

蘭の家の固定電話が、でかい音をたてて鳴った。ちょうど、部屋を掃除していた蘭は、急いで受話器を取ると、

「蘭、喜んでちょうだいよ!この度私、助産師国家試験に受かったのよ!すごいでしょ!」

耳がつぶれそうな大声で、妻のアリスが、電話口でがなりたてた。うれしいのはよくわかるが、そんなにがなり立てるのはやめてもらいたい。

「なんだ、お前か。この前試験を受けたときは、全然だめだったから、もう一回しっかり勉強しなおすっていってたじゃないか。それなのに受かったの?」

実は、試験を受けた日に、メールで連絡が入っていた。きっと合格は無理なので、もう一年、東京で頑張るよと、メールにはそう書かれていた。しかし、結果は結果で、もののはずみで合格したのだろう。

「そうよ。まぐれかもしれないけど、試験に受かったんだから、勉強する必要はないでしょ。もう東京にいても意味がないし、そっちに帰るわ。」

あーあ全く。外国人は何で肝心なことを一番始めに言わないんだろう、そういうことは先に言えよな、と思いながら蘭は彼女の話を聞いた。

「嬉しいのはわかったよ。で、こっちへ来て何をするんだ?助産師の資格とって。」

「当たり前じゃない、産婆さんとして、しっかりお勤めをするわ。あたしが、自分の子供を産めないぶん、他の人が子供さんを生むのを助けるって誓いを立てたの、蘭は忘れたの?」

「知ってるよ。そのために君は助産師国家試験の勉強をしたんだろ。そうじゃなくて、どこかの産婦人科にでも勤めるんだろ?それなら、こんな田舎より東京の方が人が多いと思うんだけど?東京に残って、東京の産婦人科のほうが働き口はあるのでは?」

蘭は面食らいながらそういうが、

「バカねえ、都会はわがままな大人ばかりで、子供を生みたがる人はすくないわよ。それより、こっちの方が、よく働けるわ。かえって、都会より若いお母さんが多いかも。」

「だけど、富士市内の産婦人科はもう助産師をすでにやとっていると思うよ。助産師の求人募集なんて、新聞とってるけど、見たことない。あ、そうか、車があるから、富士市内じゃなくてもいいのか。そうするとどこにいくんだ?静岡とか?」

「だから、そんなことしないわよ。病院に就職はしないわ。いますんでいる家で、助産院を開くのよ。もちろん、蘭の仕事場はそのままよ。あたしは出張として働くから。かぶることは一切ありません。こっちまでお母さんたち来させるのは大変だから、あたしが行く。最近は、自宅出産てのが流行りだから、意外に必要とされることもあるわよ。よっぽど重い異常がない限り、お母さんは、自宅で赤ちゃんを産むのが、昔は当たり前なの。だから、お母さんの家を訪問して、、、。」

「え、ええ、待ってよ。僕の仕事場と同じところで君が働くというのかい?分娩は、そのお母さんのお宅でするのかもしれないが、その前に打ち合わせがいろいろあるだろ?それは、うちでやるんだろ?」

蘭は、彼女の話を断ち切るように言った。

「だから、そういうことも、全部、お母さんの家でやる。蘭はいつも通り、刺青師を続けて頂戴。あたしは、あたしで、ちゃんと考えているんだから、邪魔しないでよ。あ、そうだ。あたしの部屋、かなりほこりがたまっているでしょうから、あたしが帰る前に、掃除しておいてね。来週にはそっちに帰るから。じゃあ、よろしく!」

「おい、まて!」

蘭はもう少し聞きたかったが、電話は切れてしまった。

「あーあ、全く、あいつも困ったもんだ。何で人の言うこと聞かないんだろう。本当に困るなあ。自分さえ危害がなければ、何もしないんだよなあ。」

蘭はしぶしぶ部屋の掃除を開始した。

「ヨーロッパのやつってのは、自分が必要でなければ他人に何か頼まないよな。そういうわけだから、ずうずうしいと思われるんだ。郷に入っては郷に従えという言葉を知らないのか、、、。」

一応、蘭夫婦の寝室は別であり、掃除なんてそれぞれ別々にやっていたが、彼女の資格取得祝いの意味もかねて、蘭は掃除してやることにした。

「あいつは、やっぱり子供が欲しかったのかなあ。そうだよなあ。女だもんな。子供、ほしいよな。」

床にモップをかけながら、蘭はそう呟いた。蘭は刺青師が、子供を持つことは少ないからといって、子供を作る気はまるでなかったが、アリスが突然産婆さんになりたい、と言い出したときは、驚いてしまった。彼女は欧米人らしく、いつでも入学できる助産師学校をみつけて、すぐに入学願書を提出し、そこの寮を見つけて上京した。学校というより、親方にじかに指導してもらう、いわゆる直門をするようなところで、産婦人科医と助産師夫婦のそばに付きっきりでついて修行する形をとる、ある意味では学校よりも厳しいところだった。蘭がいくら反対しても、自分の稼いだ金でいくのだからいいじゃないか!とアリスは言いはなって聞かなかった。まあ、親に金を出してもらうとかそういうわけではないから、別に間違ってはいない。欧米ではよくあることだが、日本ではまだ不快感を感じてしまうのはなぜだろう?

そんななかで、一年間修行をし、助産師国家試験に挑戦して、無事に合格したというが、ある意味蘭は彼女が受かるとは思っておらず、受かったときいて、腰が抜けるほど驚いたのだった。ましてや、都内の病院に就職もせず、こっちへ帰ってくるとも驚きだ。まあ、確かに、彼女は病院は嫌いだった。病院での出産はおかしい、別に体に異常があるわけじゃないのに病院を使うのは変、と豪語していたから、こうなっても仕方ないか、と思った。

しかし、刺青師の仕事とは対照的すぎだ。蘭は、虐待とか自傷で作った傷痕を消すために入れ墨を彫っている。昔はアイヌや沖縄のハジチのように、痛みに耐えて大人になるとか、結婚の印として入れている民族もいたけれど、いまの日本ではそうはいない。蘭は悪い大人から逃がすことを仕事とするが、アリスが行う仕事は、若いお母さんに子供を産ませて、いってみれば大人にさせる、いわば全面的に喜んでやるべき仕事である。全然意味が違う。あーあ、これはまた困ったよ。蘭は、大きなため息をついた。


「へえ、いつ生まれるんだ?」

杉三が、好奇心たっぷりな口調で聞いた。隣で、禎子が座っていた。同級生だったのなら、ちょっと話していけ、と、杉三が無理やり座らせたのである。

「もうすぐなの。あと4週間で出てきちゃうのよ。」

なんだか物を出すような言い方だった。

「そんな言い方は不味いんじゃないの。新しい生命ってのは、何て言うのかなあ。もっと神聖に迎えてやるもんじゃないのかなあ?」

杉三は、なにかおかしいと、疑いながらいった。そして、禎子の顔をまじまじと見る。

「どうも、変だぞ。せっかく赤ちゃん授かったのに何も嬉しそうじゃないなあ?」

「もう、いやねえ。あたしは生まれつきこういうブスッとした顔なのよ。大学時代もそうだったでしょ。こういう顔だったわよねえ。水穂さん。」

禎子は、水穂に確認するような顔をして、目配せしたのだが、

「いや、違うと思いますけどね。禎子さんは、もっと野心丸出しという感じの人で、あんまり不満は漏らさない、猪突猛進という感じでした。今の大学生ではほとんど出てきませんが、、、。」

水穂は、正直に言った。確かに、あまり勉強に意欲がない人は、平気で学校の建物や設備に対して、文句ばかり漏らすのが当たり前なのであるが、この澤村禎子は、文句なんてあまり漏らさず、黙々と勉強に励んでいる人だった。確か、在学中からコンクールにも、積極的に参加していた。特に大きな賞をもらったというわけではないのだが、入選程度なら、何回もしている実力者だった。

「それにしても、いつ結婚したんですか?苗字、変わっていないから、お婿さんをもらったということでしょうか?」

水穂に聞かれて、澤村禎子は、口をつぐんだ。

「言いたくないの?変なやつ。綺麗な顔のやつは、変なやつが多いと聞くが、、、。」

杉三にからかわれて、まあ、失礼ねとはいったものの、それ以上は言えなかった。

「それより、赤ちゃん生まれるんなら、なにか用意するもんいっぱい出てくるだろ?必要があれば作ってやるか?おしめなんかは、いまはすぐに買えるけどさあ、服とか布団とかは買いに行くのも大変だろうし。」

「そうねえ。実感がなかなかわかなくて、まだほとんど買ってないのよ。」

杉三に、言われて禎子は、正直に答える。

「あそう。僕が一つ縫ってやるよ。といっても男か女かわからないから、どっちでも使える、トンボとか井桁とか、そういうがらでよければな。」

「そうねえ、お願いしようかな。今日は、暇つぶしにここへ来たら、こんないい人に会えてうれしいわ。」

澤村禎子は、耳の痛い話を始めた。

「なんだかね、仕事休んでいると、社会から放り出された見たいで嫌だわ。最近まで、アマチュアの弦楽アンサンブルの指導をしていたんだけど、」

「なるほど。腹が目立ってきたので、しばらく休業か。」

「ええ。一歳になるまで、戻ってこなくていいって、団員さんたちがいうから。」

なるほど、育児休暇を取ったということである。

「仕事がないと、暇でしょう?かえって、嫌で嫌で仕方ないのよ。つい最近まで指導で忙しくて、何も生まれてくる子の道具は用意できなかったから、なんか用意しなきゃなとは思っているんだけど。」

「よし、ほんじゃあ、僕と一緒になんか作ってみない?一つ身の着物とか、そういうやつよ。」

「そ、そうねえ。」

断ったら、目の前にいる水穂さんに笑われるような気がして、澤村禎子は、それを受けることにした。

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