シガフル
作:北見悠平
淡い光の中にある
君の描いた餅になる
夜空を翔ける星たちの
揺れる思いを繋いでる
猫が死ぬのが怖かった
君が死ぬのは怖くない
夢を見るのが怖かった
君を見るのは怖くない
そうじゃないんだけどって言葉
飲み込むのは何度目だっただろう
どうにもならない声だから
消えていくのが定めなら
積もって溶ける雪とかに
気持ちを寄せたらいいのかな
たくさんの死が降り注いで
すぐにここから居なくなる
もう帰らない人を思っては
ただ深くゆっくりと沈んでいく
そうしてまた冬がくる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます