このエピソードを読む
2019年4月3日 22:20
ストーリーから入る作者は、キャラクターをストーリーにはめ込んでしまいがちです。ストーリーを語るためにキャラクターがいる。そう考えます。 決まったストーリーを演じさせるマリオネットでは、魅力的なキャラクターとは言えないでしょう。 かく言う僕も、それに気づいてから20年以上ほぼ断筆していました。 その間、小説や資料などをたくさん読みました。そして色々と考えていました。神とは、文化とは、歴史とは……。そしてそれに連なる法則とは何なのか。 自分なりにそのパズルがカチリとはまった時。もう一度小説を書いてみたら、少し違うものが見えてきました。 世界があってそこにキャラクターは存在する。キャラクターに生命を与えるのではなく、生命のあるキャラクターを取り出すような感覚。小説のストーリーの中だけではなく、作品世界の背景に作品世界と同時に生まれるものこそが生きたキャラクターである。僕はそう思います。
作者からの返信
油布 浩明さん、コメントありがとうございます。『ストーリーから入る』……まさに、僕がキャラクターで詰まってしまうのはこの部分なのだろうなと思いました。現在、新しい作品に取りかかっているところですが、油布さんが感じた『世界があってそこにキャラクターは存在する。生命のあるキャラクターを取り出す感覚』を、僕もまた感じています。油布さんのコメントを拝読して、ああ同じ感覚を抱いた方がいらっしゃったと感動しています。まだ試行錯誤段階なので、上手く理想を体現できるか不明ですが、やれるだけのことはやりたいと思います。これからもよろしくお願いします。
2019年2月13日 00:20
私も教えてほしいです……(真剣)
ですよね(真剣)
ストーリーから入る作者は、キャラクターをストーリーにはめ込んでしまいがちです。ストーリーを語るためにキャラクターがいる。そう考えます。
決まったストーリーを演じさせるマリオネットでは、魅力的なキャラクターとは言えないでしょう。
かく言う僕も、それに気づいてから20年以上ほぼ断筆していました。
その間、小説や資料などをたくさん読みました。そして色々と考えていました。神とは、文化とは、歴史とは……。そしてそれに連なる法則とは何なのか。
自分なりにそのパズルがカチリとはまった時。もう一度小説を書いてみたら、少し違うものが見えてきました。
世界があってそこにキャラクターは存在する。キャラクターに生命を与えるのではなく、生命のあるキャラクターを取り出すような感覚。小説のストーリーの中だけではなく、作品世界の背景に作品世界と同時に生まれるものこそが生きたキャラクターである。僕はそう思います。
作者からの返信
油布 浩明さん、コメントありがとうございます。
『ストーリーから入る』……まさに、僕がキャラクターで詰まってしまうのはこの部分なのだろうなと思いました。
現在、新しい作品に取りかかっているところですが、油布さんが感じた『世界があってそこにキャラクターは存在する。生命のあるキャラクターを取り出す感覚』を、僕もまた感じています。油布さんのコメントを拝読して、ああ同じ感覚を抱いた方がいらっしゃったと感動しています。
まだ試行錯誤段階なので、上手く理想を体現できるか不明ですが、やれるだけのことはやりたいと思います。
これからもよろしくお願いします。