第6話人生の目的
「ところでさあ、人生の目的は何だと思う」
「お金を稼ぐことよ」
「まなみちゃんは、食べる事だって言ってた」
「坂東君はどう思うのよ」
「結婚して、子供作って、部長になって、孫ができてかな」
「だから、今25歳だし、あと3~4年で結婚したいんだ。そのためには彼女を作らないといけないんだ」
「応援するわよ、ぜひ作りなさい。どんな子がいいの。私みたいにかわいい子」
「そうだね、ももちゃんみたいにかわいくて優しくて頭が良くて機転の利く子がいい」
「今はお目当てはいないの」
「いや、実は居るんだ」
「誰よ」
「会社で隣の席に座っている子」
「くるみちゃんて言うんだけど、ピッタリの子なんだ」
「会社の隣の席の子なんて、声をかけずらいよね。どうしたらいいんだろう」
「ももちゃんてさあ、同じ会社の人でしょう、どうやったの」
「会社の人が絶対に来ない方面の地下鉄沿線の喫茶店でデートしたの。2年間隠し通せたわ」
坂東はくるみちゃんをゲットした。くるみちゃんとは、日曜日にセックスする事にした。
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