phase9「そらは透明」

 流れる川と、川原に生える草が、どちらも同じような緩やかさで、たゆたっている。


 日が出る前の時間は明るくも暗い。空は青みがかっているものの、ものの輪郭ははっきりとしておらず、夜の中に溶け込んでいた。


 アイは橋の影から、それらを眺めていた。川辺に転がる石はどれも同じようでいて、微妙に異なる。

 どこにでも個性はあるのだと考えると、嘆息に近い息が零れた。


 戦闘に負け、逃げ出してから二日間、ずっと同じことを考え続けていた。

 わからないことばかりが思考回路を埋め尽くすのに、わからないことに対する答えは一向に現れてくれない。


 服のポケットを探る。すぐに硬く小さな物が、手に触れる。取り出した桜のかんざしは、髪から外した時から、何も変わっていなかった。


 見つめていると、記憶からソラの姿が呼び覚まされる。ソラの差し伸べてきた手が、データから蘇る。


 この時のソラの行動が、まだアイは理解できていなかった。


 なぜ、手を差し伸べてきたのだろう。なぜ、また友達になりたいと言ってきたのだろう。


 正体が判明しているのに、襲いかかっているのに、なぜ。


 心臓コアの辺りに手で触れる。この付近に存在する、自分の位置情報をダークマターへ伝える回路に、故障が起きていた。


 原因は、ミヅキがここを殴ったからだ。パワードスーツ越しだったので外傷はなかったものの、衝撃が内側に届いていたらしい。


 自分の体を軽くメンテナンスした時に判明したが、直さず放っておいたのは、誰にも邪魔されず一人で考えたかったからだった。


 なぜミヅキがそのような行動を取ったかというと、アイが自爆するのではと勘違いしたからだった。


 どうしてそのような思考になるのではと単純に疑問だったが、そういう手もあったかもしれない、とも考えた。


 だがその為には、先にプルートとしてのデータのバックアップを取ってダークマターに渡しておかなければならないと考えた所で、やはり自分はプルートとしてしか生きられないのかと突き付けられる。


 そんな自分に、ソラは、どうして手を差し伸べたのだ。ミヅキは、なぜ戦いたくないと言い続けたのだ。ミライは、なぜ話し合いたいと願い続けたのだ。


 ずっと騙してきたのに、傷つけたのに、なぜ。


 やはり心はわけがわからない。心はこういうものなのだ、と理解できたことは、そういえば一度も無かったように考えられる。

 だからこそ不要だと考えていた。永遠の秩序と平安が訪れないのは心がある所以ゆえんだと考え、それに納得していた。


 事実、心は自分程度の性能では到底計測できないほど、複雑なものだった。

こうして潜入して、ミヅキとソラとミライに接触して、この人間達の持つ心と接触して、よくわかった。


 相反する感情を同時に抱く。自分の心なのに自分の心が何を思っているのかわからなくなる。


 どれもこれも、ロボットのアイには到底理解できない仕様ばかりだった。


 心は複雑怪奇だ。秩序が乱れる最大の原因と考えても、納得がいく。だが、もう一つの側面も持っている。


 その時はわからなかった、ハルの言っていたこと。今なら、充分に理解できる。納得が出来る。


「……かのうせい……」


 ソラは、確かに心を折られている状況にあった。にもかかわらず、その折れた心が、元の形に戻った。それだけにとどまらず、精神的な成長を遂げたと観測できる。


 ソラのことを臆病な気質だと考えていたが、今やもう、その見解は直さざるを得なかった。


 あのソラを見て、確信が確かに固まった。心は可能性なのだと。


 今ある心の形を変えなくても、心を統一しなくても、秩序と平安の世界を訪れさせることは、可能なのではないだろうか。

 本当に、この「心」という概念を消失させて、良いのだろうか。


 そこまで考えた所で、アイは頭を抱えた。


「……またこの思考ですか……」


 あの三人が、アイがプルートだとわかった後も、尚もまだ手を差し伸べた。その時ますます「心」というものがわからなくなった。


 反面、ソラが駆けつけたあの時、心は可能性なのだということが、判明した。以降、無視できない疑問が生まれていた。AMC計画は、するべき計画なのだろうか、と。


 アイは、自分が今どういう道を進めば良いのか、どの選択肢を取れば良いのか、全くわからない状況にあった。だが一応、一つの結論は既に出ていた。


 胸を手で覆い、ああと深く息を吐き出す。


 心は、大切なもの。この宇宙に、必要不可欠なもの。心があるからこそ、ミヅキはミヅキであれる。ソラはソラであれる。ミライはミライであれる。


 この考えは、時間を重ねる毎にどんどん強く、絶対的なものとなっていっている。そう考える自分は、致命的な故障エラーが起きているとわかる。


 今ダークマターに戻れば、少なくとも、この考えは消されるだろう。修理という名目で。


 直すべきだ。直るべきだ。それは理解できてはいるのだ。だが直せば、わからないことがずっとわからないままになる。


「知る事は可能性、知り続けたら新しい道が開ける、今までには出現し得なかったはずの選択肢が現れる……」


 何度目かわからない、ハルの台詞を繰り返してみる。そうなのだろうか、と自問自答する。可能性は生まれるのか、道は開けるのか、選択肢は現れるのか……。


 ロボットの自分に、そんなものが現れるのか、わからない。だが、もし現れるのだったら、知り続けてみてもいいかもしれない。


「もっと心という概念を知ったら、何かが変わるのでしょうかね……」


 人間の心に触れたことにより、今まで生まれるはずの無かった、心は大切という考えが生まれたように。


 アイにとって何が何だかわからない心。それを知り続けたら、また何か、新しいことがわかるかもしれない。自分が何を知りたいのか、知った上でどうしたいのか判明するかもしれない。


 わからないことに対する“解答”。それは一体どこを探せば見つかるのか。


 ふとソラがかつて言っていた、人は皆旅人だ、との言葉を想起した。


 勇気を探しているのだと打ち明けたソラ。どんなに探しても見つからないと言った時のソラは、今では考えつかない程、暗く曇った目をしていた。


 その時、「生き物はずっと、何かを探し求めている。人は皆、旅人だ」という言葉を教えてくれた。


 ソラは知り合いの言葉なのだと言っていたその台詞。今ならばわかる。その知り合いとは恐らく、ハルのことだろう。

 心を可能性と言い切るハルが、言いそうなことだ。


「……だったら」


 自分も、そうしてみよう。人間が旅人だというなら、ロボットの自分も、やってみよう。ただの模倣に終わるとしても。


 探しているものを見つけるためには、結局、探し回る他無いのだ。


 どんな答えが見つかるだろうか。心は可能性、心は大切、その考えがまた変わるのだろうか。それとも、強まるのか。


 青い空を見上げる。この広大な空の下のどこかに、自分の探している答えが、転がっているのだろうか。


 白み始めている空は、もちろん何かを答えるわけでも無かった。アイはそこに向かって、頷いた。


 桜のかんざしを、髪に挿した。




 ふと目が覚めて見た時計は、日の出前の早い時刻を示していた。

 眠気のせいでぼんやりする頭を抱えながら、美月はトイレのために、ベッドから抜け出した。


 寝静まる家は暗く、音という音も存在しない。ただ美月の階段を下りる音が反響するだけだった。


 大きく欠伸をしながら一階に辿り着き、何気なく玄関に視線をやったときだった。


 覚めきっていなかった目が、その瞬間見開かれた。美月は玄関に座り込む人影の背に声をかけた。


「穹?」


 スニーカーを履いていた穹は、ゆっくりと振り返った。何度か瞬きし、なんてことの無いように言った。


「あ、姉ちゃんおはよう」

「おはようって、こんな朝早くにどうしたの?」


 穹は立ち上がりながら、とんとんと靴の爪先で地面を鳴らした。


「ちょっと散歩だよ。走るのは苦手だけど、歩くなら出来そうだと思って」

「ええ、なんで急に?」

「体力をつけるためだよ」


 さらりとした口調に呆然とせざるを得なかった。どういう風の吹き回しなのか、もしや悩みがあるのか。


 また心に何かを抱えているのかもしれないと穹の顔を真正面から見つめてみたが、自分が鈍感なのを差し引いても、悩み事があるようには感じなかった。

 戸惑ったように首を傾げる姿からは、取り繕った様子も見えない。


 いつもの穹にしか見えない、と思ったところで、違う、と感じ取った。


「穹。少し、変わったね」


 外見に変化は無い。だが、強いて言うなら、“目”が違う。目の奥から覗く心が、違う。


「うん。そうかもしれないね」


 穹ははにかみながら、静かに玄関を開けた。じゃ、と手を振り、日の出前の青みがかった町へと、出かけていった。


 たったそれだけで、穹が、ずっと遠くに行ってしまったように感じた。


 穹の背中は、あんなに大きかったろうか。後ろ姿を思う美月の心には、嬉しさと、小さいながらも確かな寂しさが、同時に存在していた。




 夜明け前の町に人通りは全く無かった。町の風景は穹の知るものと同じなのに、あまりにも静かすぎて、知らない異世界に放り込まれてしまったように感じざるを得なかった。


 それでも物寂しさを感じないのは、空が徐々に明るくなっていっているからかもしれない。


 黒と青のグラデーションがかかる空を見上げてから、穹は果てしなく続く川原沿いの道を眺めた。散歩に最適と言われる川沿いの遊歩道。


 よし、と頷き、それまでよりも心持ち速めの速度で歩き出した。


 走っているとは言い難いが、のんびり歩いているわけでもない。規則正しく呼吸をすることを心がけながら、穹は河川沿いの道路を歩いた。


 体に入り込んでくる早朝の空気は、他のどの時間帯ともまた違う味がした。冷たく澄んでいて、不純物が無いように感じる。味わっていると、自然と体が軽くなった。


 空も、昼間見る青とはまた違う濃く暗い色に染まっていて、新鮮さを覚えた。こういう世界が本当に存在していたのかと、奇妙な気持ちを抱いた。


 誰もいないのをいいことに、しばらく空を見上げたまま歩いてみた。早朝の色を視界に入れながら、やっぱり美月に驚かれたなと、頭の片隅で思った。


 あの怒濤の一日から、二日が経過した。その間、本当に呆気なく、穹の元に日常が戻ってきていた。


 ついこの前のことなのに、ハル達と離れていた頃、自分がどうやって生活していたか全く思い出せなくなっていた。


 やはり皆と過ごす日々は、自分にとって抜き出してはならない必要なものなのだと、改めて思い知った。


 宇宙船で以前と同じような時間を過ごしていると、確かに安寧と幸せを覚える。


 しかしこのまま日常に戻って良いのかという、自戒にも似た気持ちもあった。


 自分の犯した過ち、自分が経験した出来事、それらを何らかの形で残しておくべきなのでは無いかと。


 考えた末に穹が選んだものが、“変化”だった。


 変化と言っても、今やっているように、朝か夕方に散歩をする程度のあまりにも些細すぎるもので、要するに自己満足だった。


 けれども、続けよう、と決めていた。目に見えないほどの小さなものだとしても、それを積み重ねていこうと。そうすれば、穹がつい先日定めたばかりの“目標”に、いつか辿り着けるのではないか、と。


 体はもちろんのことだが、心も強くなりたい。それが、新たに見つかった、穹の“探しているもの”だった。


 少なくとも今より強くなりたい。迷惑をかけた以上に、皆を守れるくらいにまで。そして、と道の先を見据える目が、険しくなる。あの人を、超えるまで。


 日を置いて思い出しても、色あせない悔しさが蘇る。

 うう、と唸りそうになって、自分が未熟なせいだ、と思い直す。そうでないと、恨めしさで自分を保っていられなくなりそうだった。


 乱れた精神を整えるために、何度か深呼吸を繰り返す。


 澄んだ空気を吸っては吐いていくうちに、邪念が徐々に薄れていった。あとに残ったものは、ある一つの言葉だった。


 昔、「井の中の蛙 大海を知らず」ということわざと、「狭い世界に生きて広い世界のことを知らない」という意味を初めて知った時、穹はまさに、自分にぴったりの言葉だと思った。


 広い世界を恐れ、狭い世界に閉じこもっている自分の姿を、客観的に現した言葉だと感じた。


 だが実際の所は、その狭い世界のことすらも知らなかったのだ。自分の心も、自分の本心も、何もかも。


 このことわざには続きがある。後になって「されど空の深さを知る」という言葉が作られたのだ。その事実を穹が知ったのは、だいぶ後になってからだった。


 「狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができる」という意味であることが、調べてみてわかった。


 自分は、自分を取り巻く狭い世界のことも、知らなかった。何も知らなかった。

 世界が自分を見ていなかったのではなく、自分が世界を見ていなかった。


 ふいに、足が急に重くなった。立ち止まり、アスファルトの道路を凝視する。


 まだ夜の気配が残っている為か、辺りは薄暗い。暗い地面を見つめていると、そこに沈み込んでいくような気分になる。


 その感覚に、自分の心には、いつだって闇に包まれる可能性があるのだと知る。


 だが、と目を閉じる。瞼の裏に、自分の心に気づいた時に見た、あの青空を映し出す。美月に投げ飛ばしてもらった時に見た空。果てが無く、終わりが無く、どこまでも続くような、青い空。


 鮮やかなその色を思い出していると、気づいたら足の重みが取れていた。


 再び歩き出しながら思う。こんな自分でも、知る事が出来るのだろうか、と。


 自分の世界を、自分の心を、知る事が出来るのだろうか。深いところまで、自分でも到底知ることができないようなところまで。


 自分の心を深く知り、自分の世界を深く知れば、何かが変わるのだろうか。空へ飛ばして貰った時、その予想以上の広さと深さに心奪われたように。


 「蒼穹」という言葉がある。青空の別の呼び方を指し、穹が、一番と言って良いくらい、大好きな単語だ。


 この名前に相応しい心の持ち主にならなくては、と思っていた。高く広く、大きな心を持った人にならなくては、と。


 けれど現実は、穹はとてもそんな心を得られそうに無く、自分は穹という名前に負けていると、ずっと思っていた。


 だが今、そんなことは考えていなかった。なぜ自分に穹という名前がつけられたか、知ったからだ。


 その上で思う。自分は、本当の意味で、その言葉に相応しい心の持ち主になれるのだろうか、と。


 見上げた天を塗り尽くすのは、昼間よりずっと暗い色の青だ。夜と朝の狭間を表しているような、この青色も好きだと思った。


 空は、自分の目には、青く映る。だが、宇宙から見たら、空の色は見えない。地球の青は、海の色。空の色では無い。


 けれど地球上から見たら、空は美しい青色を見せてくれる。


 僕も。


 僕も、と思った。周りから見たら、透明なのかもしれない。


 宇宙からだと地球の空の色が、見えないように。

 広い世界に落とされたら、自分の色は他の色に紛れ、限りなく薄くなり、人の目から気づかれにくくなるのかもしれない。


 自分はそんなに派手な色を持ってはいないだろうし、と考えると、意図せぬうちに苦笑が漏れた。派手なことは苦手だから当然だ。


 けれど、自分の世界では、自分は透明ではない。


 地球に居る人の目に、空が青く映るように。自分の持つ色を、信じてみよう。自分の持つ色が見える人を、信じてみよう。


 今度は自分の意思で立ち止まった。目を閉じ、心臓の辺りを、両手で覆った。


 そうではない。信じたいのだ。


 ここには確かに色がある。たとえどんなに地味でも、どんなに薄くても、その色は穹だけにしか持ていない、穹にしか無い色だ。


 これから先、他の誰が、なんと言おうと。自分は、透明人間では無い。

そう言い続けてみせる。


 と、閉じた瞼の裏に、眩い光が差した。驚いて目を開けた穹は、光の現れた方角を見た。顔を横に向けた先で、両目を見開いた。


 東の空に、太陽が顔を覗かせていた。太陽の近くは、夜の漂う空が消え、眩い光に包まれていた。


 下に行くほど空の青が薄くなり、上に行くほど濃くなる。狙ってやったような、見事なグラデーションが生まれていた。


 朝日が、まだ眠る町を起こそうと、影絵のようだった建物の輪郭を明白にしていく。


 少しだけ顔を覗かせているだけでその眩さが充分に伝わる太陽に向かって、手を伸ばした。


 むろん、手は空を切るばかりで、届くはずもない。


 ただ、太陽の光は、手を透かしてくれた。伸ばした手の先だけが光に包まれて、そこだけ穹のものではないように映った。


 太陽と手が重なる。これでいい、と思った。太陽に触っているように見える。

普段はうんと首を上に向けないと見えない太陽が、今は少し首を横に向けた先に見える。

 今は、これだけで充分だった。


 川面に陽光が反射し、生きているように光が瞬く。鳥の鳴き声が空から聞こえてくる。


 少し待っているだけで徐々に太陽の位置は上がっていき、それに比例して周りも明るくなっていった。


 町が目を覚ましていく。明るくなったことにより先程よりもよく見えるようになった周囲景色を見回し、ある一点で、目が止まった。


「ん?」


 振り返った先のずっと向こうにある、川にかかる橋。その下に、人影がいるように見えたのだ。


 距離が遠く、その人影が誰なのか、そもそも本当に人なのかどうかすらも区別できない。


 だが穹は、人がいる、と思った瞬間に、はっきりと感じたのだ。


「……アイ?」


 理屈は無い。証拠も無い。自分でもどうしてそう思ったのか説明できない。


 けれど、その遠くに見える人の形をした影の正体が、彼女なのではないかと思えて仕方なかった。


 感じている間に、影が揺らめいた。穹のいる方向とは反対に向かって動き、すぐにその姿を捉えることが出来なくなった。


 結局正体がなんだったのか、確かめることはついぞ叶わなくなった。


 橋をじっと見つめる。その間にも、太陽の光は強さを増し、夜を吹き飛ばしていく。


 そうだね、と思う。考え事があるときは、川原に来たくなるものだよね。


 果たして誰に向けてなのかわからない言葉を、胸中で呟く。振り向き、前へ向かって足を踏み出す。


 何度もアイは言っていた。自分の心に従うように、と。


 うん、と頷く。頑張るよと声に出さずに答える。


 自分の心にちゃんと従えるように。次に会うときまでに、自分の心を、もう少しだけでも知れているように。


 太陽の光が、その心を、静かに浮かび上がらせた。


 空に、朝が運ばれてきた。

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