第48話 ルーちゃん

「スゲェ~お腹がいてたンだけど……なんか、咽喉のどを通らなくって……」

 うつ向いたまま、またひと口、メロンパンを食べた。


「あ、あの時の…、ショートカットの美少女が……」

 ボクはルナを見つめた。

 ルナは缶コーヒーでパンを流し込んだ。


「ま、まさか…、あのルーちゃんが…❗❗」

 あの時のルーは、痩せていて弱々しく映った。

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