第2話 恵まれない童貞に結婚💏💕💕

「フフ……、ご存知ありませんか……❓❓

 高原様……✨😌✨✨」

 セールスレディ風美女は、いっさい営業スマイルを崩さず、立て板に水の如く饒舌じょうぜつに説明を始めた。



 かなりの巨乳の持ち主だ。


 美女な上にスタイルも抜群だ。



「は……❓❓ ハイ……😓💦💦💦 なんでしょうか」

 いきなり改まって、何なのだろう。




「特別『JK法案』を……✨😌☝✨✨」

 完璧な営業スマイルだ。



「え……、『JK法案』ですか……

 いや、まァ……、そりゃ、少しは知ってますけど……」




「現在…… 我が国、『大和』は深刻な少子高齢化にさいなまれております」




「はァ~……❗❗」

 少子化に歯止めが掛からないのは知っている。




「なので……、高原様のような恵まれない【童貞チェリー少年ボーイ】の方に結婚して戴こうと言う画期的な法案です」

 まったく悪びれる事なくニコニコ微笑んで説明した。



「いやいや……、何を言ってるの……」

 どんだけニコニコ笑いながら、僕の事をディスッているんだ。





 ∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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