　キャラクターの創り方、というよりヒロインの創り方について。

『BOOK』のメイン主人公がよっくんならば、ヒロインは彼が一目惚れした夏月ちゃんになります。しかし、彼女が一般的なヒロイン属性に該当するかと問われれば素直に頷けません。どうも私、ヒロインを書くのが苦手みたいです。

　落ち込んでいる時には、黙って優しくキスしてくれるんじゃなくて、綺麗なフォームでぶん殴って活を入れる系女子に気付いたらなっちゃう。

　守ってあげたい系を書くのが苦手みたいでいて、どう書いてもたくましくなるし、下手すりゃ男性陣よりも男前になる。桐乃さんがその典型。彼女のみならず、現代編の女の子たちはしっかり戦闘できる系です。

男性陣：特殊能力系

女性陣：肉弾戦系

　この差よ……。

　なので開き直ります。ヒロインだから主人公に守られる……ではなく、一緒に立って背中はしっかり任せる系、互いに奮い立たせる系で突き進もうかと思います。

　現代編にはしっかり（？）ヒロインポジションはいるのですが、過去編は多分ヒロインいません。紫乃さんやイーリスが主要女性陣ですが、彼女たちこそ強い女性の筆頭格なので好敵手ポジションと言った方が的確かもしれません。

　じゃあ、ヒロインって誰？となった時に一瞬考えてみると……あれ、よっくんの母（43）じゃね？という結論に着地しかけました。

・過去編主人公の娘

・悲しい過去を持つ（微ネタバレ）

・若い頃のあだ名は「シンデレラ」（微ネタバレ）

・他、今後の展開予定云々で総合する

　あ、ヒロインかも。

　個人的には、現代編の主人公は現代の紫乃さん（73）にしたい気もあったのですが、あの女傑がそう簡単にヒロインになってくれるのか不安になってきました。

　ある意味、物語の顔ともいうべきヒロインですがみなさんはどんなヒロインちゃんを書いているのでしょうか？

　私のヒロインは可愛いだろうか？好きになってもらえるだろうか？？

　私はヒロインたちもとい、女性陣好きです。それは確実。

　雑談として語ってみたのですが、これを書いていて思った事。「やめて、私を巡って争わないで！」と言えるヒロインって、『竹取物語』のかぐや姫なのでは……？

　50年の拗らせストーカーいるし（微ネタバレ）。

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