ごきげんよう、この徐々に高まりゆく緊張感が素敵です。
複雑な人間関係はいっそう混迷を極め、ホワイダニッツもカムフラージュが重ねられていて、それが余計にフーダニッツの解明を妨げる。そんな中探偵は、鋭く思い切りの良い理論の積み重ねでひとつひとつ縺れた謎を解きほぐしていく。
この雰囲気が本当に凄いですね。
船の名前が楽園のイヴ、その船のホールに飾られた絵にもイヴ、だけどアダムはいない、そして殺された被害者の家が「アダム」スで、その母がイヴ。
これは、ひょっとして……。
うん、違うな。
金田一さんの小説でも、ドヤ顔の警部さんの推理はハズレでしたものね、私もその立ち位置です。
作者からの返信
コメントありがとうございますー
本格的ですね!
アーネストとドウヨの話は学生時代からあたためすぎて、いつか書きたいと思って、とにかく……不格好でいいから完結させてしまおうと。
フーダニッツもホワイダニッツも……上手にできなくてとても恐縮です。
なんちゃってミステリですが、おもしろがっていただけたなら嬉しいです!
お久しぶりです。つい、お邪魔するのが、遅くなりましたが、読み進めて、今までの話が甦りました。そう、きっかけは彼の密航だったんですね。さて、狙いはなんなのか、続きに期待いたします。