第2話 夢見よう
夢見よう
夢見る人は未来系
夢見ぬ人は現在系
過去は見るなと人はいう
でも今あるのは過去の故
過去は捨てても忘れるな
過去をふまえて今がある
今をふまえて明日がある
だから明日の夢見よう
言葉でいうのは簡単さ
夢 夢 夢って 何あるの?
知ったかぶって言うなよと
苦虫噛んでる人もいる
確かにそれも一理あり
夢って何をみればいい
大そうなもの見れないよ
立派なものも持ってない
知識もお金も何も無い
そんな人には見れないよ
ちょっと待ってよ 考えて
夢は身近にあるものさ
君の周りに何見える?
自然の中へ行かないか
自然の息吹を感じよう
春の若葉といいたいの?
新緑見れといいたいの?
そんなお飾り決まりごと
慰めなんかになるもんか
それでどうして生きて行く
甘ちゃん気取りのお節介
絵空ごとなど 要らないよ
それ違う 君の大きな勘違い
誰が春に夢持てと?
春に夢など感じない
だって花は咲いてるし
蝶々やミツバチ飛んでいる
それらの夢は今だから
言いたいことはそうじやない
冬枯れの自然の中へ出てみろと
吹雪いてる 凍える野原のその下に
春待つ息吹がそこにある
小さな命が春を待つ
厳しい寒さに耐えながら
苦しい今を乗り越えて
小さな命が春を待つ
そこには夢が実ってる
その夢覗いて欲しいんだ
君が来るのを待ってるよ
自分も同じく小さいよ
どちらも同じに小さいよ
ならば一緒に夢見よう
自分も自然の一部だよ
立派な夢など要らないさ
自慢の夢など要らないさ
カッコ悪くていいじゃない
儲からなくていいじゃない
笑われようといいじゃない
そろそろ解りかけてきた?
自然の息吹に教わった?
風の揺らぎを感じるかい
朝のお日様あたたかい
澄んだ空気を吸ってるかい
人は自然と共にあり
自然の中で生きている
君も自然の息吹だよ
生きてることが大事なの
生きてることが夢なんだ
当たり前のことだけど
みんなそれを忘れてる
目先のことだけ捕らわれて
心に自然を感じよう
心に温もり感じよう
心に望みを持てばいい
生きてく望みを持てばいい
生きてれば 生きてれば
生き抜くことが出来るはず
夢は身近にあるものさ
自然の中へ出てみよう
自然に優しく触れてみて
そしたら優しくなれるはず
人にも優しくなれるはず
そしたら何かが変われるよ
見えないものが見えてくる
自然の中へ出てみよう
夢がそこには待っている
それを見つけて広げよう
小さな 小さな 夢だけど
一番大事な 夢なんだ
一番大事な 夢なんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます