恬淡な友人への文

僕は今まで、誰がどこで何をしようと自由だと思ってた。それが友人であろうと。

でも今初めて(かどうか分からないけど)

行って欲しくないって思ってる。

去るものを拒みたい気持ちになってる。

何があったのかは分からないけど、

もし、君が君の意思で何処かへ行くことが

もし、あったら、僕はきっと君を拒むことも守ることも、止めることも出来やしない。

僕は弱い人間だ。誰かに、誰かの人生を変えることなど出来ない。

風が吹いたらそれに乗るだけ。

波が流れ出たらそれに流れるだけ。

でも、どんな風に流されようとも。

どんな波にのまれようとも、僕はその先で

待とうと思ってる。

まるで君が何処かへ行くみたいなことを言ってるけど、君はここに残ることを祈ってる。

君は僕とは違う、強い、そして周りに気を使って話しかける事が出来る。

今初めてあの言葉の意味が分かった気もする

例えメンバーの誰が抜けようとも、友人や恋人と別れようとも、必ず再開できると信じて待ってるということ。きっとそいう言う意味もあると思ったんだ。

君はきっと強い、僕の想像以上に、もしどこかへ行ってしまおうと、いずれどこかでまた会える。


君が何処へも行かないでいつまでも僕らと一緒に笑ってくれると信じている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る