冬
粉雪がチラつく
不思議と空は暗くはない
雪のように白い雲が
僕の頭上を覆っている
人々の肩にその身を溶かしながら
儚く、優しく、空から地へと
降り注ぐ
特攻隊のようだ
空が人類に送り込んだ特攻隊
ときに成果を挙げるが
その喜びを知る由もなく
雑草のように強く
桜のように儚く散る
サラバ、雪よ
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