【性描写少しあり】

ほっぺたの上を生暖かい水が走る


そんな冷たい夜にあなたは現れた


あなたは小柄で小さく震える私を


抱きしめてくれた


だから、その日私達は交わったの


軋むベットの上


悲しさや虚しさ、苦しさを紛らわすように


一生懸命に激しく、壊れそうなくらい


そんな関係が続いたある日


あなたは、良いものがあるから


ちょと飲んでみてよと錠剤を手渡してきた


私はそれを口に含んだ


しばらくして、世界があやふやになった


輪郭が定まらなくなった


口が回らなくなった


迫り来る快楽でわけも分からずに


これでいいのか、





どうでも


























あれ



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