詩集ポケット
Lie街
透明な
声
僕は見えない
あなたには
だけどあなたはそれでも笑う
僕に触れれば全て無色透明にしてしまう
なのに、あなたは触れたいという
ダメだよ。見えないは怖い
見られないは怖い
触れないのは苦しい
だから…
あなたは僕の頬に触れ
そのまま口付けをして
あなたの色が落ち行く中で
口角を上げて言った
「それでもいいわ、君となら怖くない」
あなたも声だけになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます