迷える子羊の漂着

細川たま

はじめに

 本作は、不調法者で、かつ初心者の、あと70年もすれば物故者になっていそうな私の、カクヨムにおける処女作です。

 というよりも、試験作という表現の方がしっくりきます。つまり、「カクヨムってどないなサイトなんやろなあ」という好奇心のもと出来た作品ってわけです。

 テーマは自殺。自殺するのは生物のなかでも人間くらいなものです。医療のおかげで、人間の寿命はみるみる増えてきて、「人生長いんだから、なんとかなるぜ!」という言い訳も、あながち間違いじゃないかな……と段々と効力を高めている今日この頃ですが、いまだに自殺者は存在します。なんで、どうして人間は自らの命を絶つのでしょう? 私には皆目見当もつきませんが。日本文学に名だたる文豪らはこぞって自殺していますが、関係あるんでしょーかね。ないか! ……などと、いい加減なことを考えてた結果、ふとこのテーマを設定しようと思いいたりました。

 自殺する人の心情ってどんなものだろう? 躊躇いはないのだろうか? そんな風に、自殺者の気持ちに寄り添って(こんな言い方をすると語弊があること間違いなしですが)書きました。

 百聞は一見に如かずですので、とりあえず読んでみてください(強引)。まあ、本編は百文どころじゃあないんですがw

 ぴちぴちの処女作ですので、読者さんによっては、もしかしたら「何コイツ文章とか物語とかへったくそ」といった具合に不快感を覚えるかもしれません。何卒ご容赦ください。

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