第3話 『図書室は彼女たちの好きな場所』





「はあー。そういうことか。なるほどねぇ」


 休み明け、放課後の図書室。百合川臨は深く納得した様子でこっそりと、しかし長い息を吐きながら呟いた。


 今朝、ひづりは登校して四人が揃うなり、改めてラウラ・グラーシャにアサカとハナを紹介した。土曜日にひづりたちが《和菓子屋たぬきつね》で話し合った事、それをそのまま伝えると、ラウラはにわかに感極まった様子でそれからとんでもない大きさの歓声を上げながらハナとアサカに抱きついたのだった。


 転校初日にひづりに抱きついたラウラに対しカッターナイフを手に襲い掛かった味醂座アサカを真っ先に止めに走った百合川が、わずか数日、休み明けにいきなり彼女らが「仲良くなろう」という姿勢を一同に見せた事に驚いたのは、至極当然の反応だっただろう。普段、ひづり、アサカ、ハナの三人が大体まとまって行動しているのを彼は見て知っていたはずだし、だからそこに出し抜けに入り込んで来たラウラを見て、彼も他の生徒らに漏れずやはりハラハラして気が気でなかったらしいのだ。だから、落ち着いて話が出来るこの週明けの放課後、図書室番を二年C組の図書委員二人が任されたこの時間に、そしてラウラがまた読書に意識を向けて大人しくなってくれるこの時間に、ひづりは彼女に関して話し合われた今後の方針を百合川に語って聞かせたのだった。


 ただ。


「……ただ、その……悪いね。勝手に決めちゃったうえに、聞いての通り、百合川にも存分に苦労してもらうつもりでいる。……もちろん百合川が嫌なら――」


 ひづり、アサカ、ハナ、ラウラの四人で既に今後の事について決めてしまったが、しかしそこには同じ図書委員であり唯一の男子要員である百合川の協力もまた必要だという前提について、その百合川臨本人にまだ同意を貰ってなかったのだ。


 それゆえ言葉尻を弱めたひづりに、しかし、百合川は、すっ、と制する様に片手を上げると言った。


「――皆まで言うなよ官舎。……へっ、何かと思えば、ずいぶんまぁ水臭いこと言うじゃねぇか。この図書室に於いて俺とお前は阿吽像。お困りの本好き転校生についてお前が悩み考えたことなら、どうして俺がそれを断ろうか。図書室の守護神の力、一緒に見せてやろうぜ、官舎」


 図書室の受付カウンターで肩を寄せてこそこそ話し合う中、彼はそんな男気溢れる返答をひづりにくれた。


「……ありがとう、百合川。……でもお前そのネタあとどれくらい引っ張る予定?」


「そりゃまぁ、卒業まで?」


「……ハハハ、そいつぁありがてぇや」


 ひづりは冗談を返しつつも、今回の事に同意してくれた件に関しては本当に感謝の気持ちを彼に抱いていた。


 官舎ひづりが初めて百合川臨という男子生徒を《見た》のは、入学して同じクラスになったまさにその日だった。


 彼が教室の自身の机に腰を掛け、前後の生徒らに声を掛け始めると、次第にその輪は大きくなっていった。中学時代の友人が偶然同じクラスに居た、という訳ではないことは、少し離れた場所から会話内容をそれとなく聞いていたひづりにも分かった。いずれも自己紹介が主で、それだけで彼はすでに、入学初日から話し相手というものを、高校生活最初のホームルームが始まる前の段階で六人以上も得ていたのだ。だから最初の印象は「凄まじいコミュニケーション能力を持った奴が居る」だった。


 それからも彼の交友関係の構築はとても早く、また広かった。常に誰かがそばに居て彼と話をしていた。ひづりは自身を「口下手だ」というほど低く見てはいなかったし、アサカ以外にもそれなりに話をする相手というのを見つけていってはいたが、けれども彼のその「友人を作るための話術」というものにはやはり感心するばかりで、時には参考にさせてもらった事さえあった。


 彼の風貌は如何にも今風の、と言うべきか、若干脱色された頭髪は雑誌のヘアモデルがしているようなセットが施されており、制服も適度に着崩して、顔は、そこはまぁ美醜など人それぞれの感性によるが、とりあえずひづりから見て、なかなかに整っているように思えた。


 入学からほんの数日で彼は一年A組の中心人物のようになっていた。騒がしいのが苦手なひづりは「彼とは今後もあまり接点などないだろう」と考えていたのだが、しかしやがて訪れた委員会決めによって、どういう訳か、ひづりが立候補した図書委員の枠に、彼も追随する形で立候補したのだった。


「百合川ぁ、お前に図書委員なんて出来んのかよぉ?」


 などと野次がそこら中から飛んでいたし、ひづり自身も驚いていたが、しかしそのまま他に候補者が出ず二人が一年A組の図書委員に決まってしまうと、意外にも問題らしい問題というのは起こらなかったのだった。


 話してみると、その風貌や、……言っては悪いがその軽い雰囲気に似合わず、彼もひづりと同じく「本が好きである」ということが分かったのだ。


 ただ、本の趣味自体は二人、ずいぶんと異なっていた。


 百合川は史実を元にした創作物であれば、三国志でもイェルサレム聖戦でも日本の大河ドラマの原作でも、大抵何でも読むタイプだった。歴史物がとにかく好きらしい。ひづりが先日《悪魔》について調べようとしていた時も協力的、というより楽しげであったのは、おそらくそこに由来していた。


 一方のひづりは、新旧問わず基本的に完全オリジナルの物語を好んで読むタイプだった。童話から、絵本から、海外の長編ものから、そして最近のライトノベルまで、何であれ、誰かがゼロから生み出した物語というものがひづりは好きだった。なので伝記系の物語はほとんど読んだことがない。


 ただそれは「二人の図書委員」としては良いことであった。図書委員の二人がどちらも伝記しか読まない、あるいは二人とも創作物語しか読まない、というのでは、図書室に来る生徒らから室内に並ぶ本について訊ねられた際、答えられるものが必然的に限られてしまうからだ。ふと、彼が「阿吽像」などと抜かすのはこの辺りにあるだろうかとひづりは考えた。悪くないセンスではある、と思う。……ただ女に向ける比喩ではないな、と思うが。


 また賑やかさの似合う人気者でありながら、いやそれゆえに人気者なのか、分からないが、彼はその場その時の空気に自身の振る舞いを上手に合わせられる器用さと落ち着きを持ち合わせており、図書室では普段のテンションの高さを自主的にかなり下げ、実に図書委員らしい様相を常に呈しており、クラスの友人たちが用も無く図書室に来れば追い返しすらしていた。そういった部分なども見て来たから、ひづりは彼の事を次第に好意的に捉えるようになっていき、そして二年になってまた同じクラスになった際も、二人揃って図書委員に立候補したのだった。


 今更ではあるが、ひづりが図書委員に入ったのは単純に「騒がしい部活動というものにまるで興味が湧かなかったから」というのに加え、『図書委員になれば部活動などで消費されるその全ての時間が図書室に入り浸り読みたい本を好きなだけ読んでいても許される時間に代わるから』という至って正直な衝動からで、前途に於いては百合川臨を図書室の相棒として認めたような言い方をしたが、実際のところ今年自分と百合川に加え、まだ他に図書委員立候補者が数名出るような事にならば、百合川を蹴り落としてでも再び図書委員に就くつもりでいた。生憎そのような事態にはならなかったが。


 しかし百合川は少々違うらしかった。彼は一年の時はひづりと同じく図書委員を真面目にこなし、また不平不満も無さそうだったが、しかし二年生になってからは図書委員と掛け持ちで美化委員も務めるようになった。そして今ではむしろ美化委員の方の活動に重きを置いていて、そちらの仕事を終えていつもようやくといった具合で図書室に来たり、また逆に、図書委員の仕事の途中で美化委員の生徒らに呼ばれて出て行くようになっていた。


 なので必然的に、一年の頃より二人で行って来た図書委員の仕事というのは二年に入ってから結構な割合がひづりの方へ傾く事となったのだが、しかし別にそれで、ひどく困る、という事にもならなかったのは幸いであった。実際図書委員の仕事というのは、他の委員の仕事と比べると「ただ本が好きで、図書室を清潔にして、生徒からの本の貸し出しと返却を受け付けて、そして月一くらいで集まって『次に経費で購入する本は何にしようか』という簡単な打ち合わせをする」、その程度のものであり、全校生徒の数も少なければ部活動に入る事が推奨されているこの綾里高校にあって、昼休みと放課後の図書委員など、はっきり言って一人で十分なのであった。それが要領の良いひづりともなれば尚のことで、百合川の存在意義と言えば、そう、ひづりが読まない本の方面に詳しいとか、多少背が高いから高いところの本を揃えたり掃除したりとか、本当にそれくらいだったのだ。なので二年生になって同じ図書委員になって、それからしばらくして百合川が「美化委員と掛け持ちしなきゃいけなくなっちゃって……」と言い出した時は「ああ、構わないぞ。私は図書委員以外絶対にやらないけどな」とひづりはまっすぐに正直に返した。知っての通り一人でもまるで苦ではないし、気兼ねも要らない、ただ私はお前のそっちの手伝いを絶対にしないぞ、と、ひづりがあまりにはっきりと言うものだから、彼はちょっとしょぼくれた様子だったが、しかしかと言ってそれ以降二人の仲が悪くなることも、また逆に良くなるといったことも別に無く、一年の頃同様、決められた曜日や時間帯に図書室の管理を二人任されていたのだった。


 そういう訳で、彼は本が好きでもあるが、一方で美化委員という、他の生徒らと和気藹々と相談しながら啓発ポスターを作ったり花壇の世話をしたりする、そういう活動的な委員会の方がその《人となり》として向いていて、彼の友人らも百合川をそちら側に引き込みたいと思った、ただそれだけのことなのだろう、とひづりは前向きに捉えていた。おそらく彼のファンなのだろう、図書室によく足を通わせている一年生の女子生徒が「本の貸し出しをお願いします」とカウンターの百合川に声を掛けていた。


「そういや、お姉さんの調子、どう?」


 貸し出し手続きを終えて女子生徒を見送ると、ラウラの件が一段落したからだろう、思い出した様子で彼はひづりを振り返ってまた肩と顔を寄せて、こそり、と話しかけて来た。図書室では大体この形で会話をするのが二人の通例となっていた。


「ん。どうにか大丈夫っぽいよ。サトオさんが……旦那さんがつきっきりだしね。姉さんの知り合いの病院らしいし、腕の立つお医者さんが担当してくれてるでしょ」


「そっかぁー。……いやしかしほんと、官舎のお姉さんが粉砕骨折したって先生から聞いた時はマジで背筋が冷えたよ。綺麗な人だもんなぁ……。回復の経過、このまま順調に行くといいな」


 百合川は少々身を乗り出して言った。……ああ、そういえばこいつ、割と姉さんのファンなんだったっけか、とひづりは思い出した。去年の授業参観の日、残念ながら来られなかった父の代わりに、姉のちよこが教室に現れたのだ。それもひづりに内緒で、勝手に。思い出してひづりは当時の苛立ちが湧き上がり、思わず眉間に皺が寄った。口では「ひづりの勉強してる姿が見たいの~」などとほざいていたが、ひづりには姉の思考が分かっていた。綾里高校の後輩達や、そして何より顔馴染みの教師らから、最新の《弱み》を得る、その口実が欲しかったのだ。実際ちよこは授業参観の後、やたらとひづりの同級生やその父母、そして教師らの元へ足を運んで延々と《話》をしていた。


 そして悲劇的なことに、どうもちよこの顔面は百合川いわく「好みのタイプ」だという。以来、百合川はひづりの姉の話になるとどこからともなく現れて会話に加わって来るようになった。面倒くさそうだから彼に《和菓子屋たぬきつね》の住所は教えていないし、もし来たら出入り禁止にするつもりだった。百合川が姉の毒牙に掛かるであろう事は自明の理だからだ。ひづりの人間の心がそうさせていた。


「そうだね。まぁ仰々しく粉砕骨折って言っても、今はかなり早く治せるらしくて、一月で退院出来るみたい。無理はさせられないけど、経理の仕事にくらいは戻れるから、店も来月からまた開けそうでね。本当に良かった」


 しかし怪我と言えば、千登勢と凍原坂だ。先週、何度も連絡をくれていた彼女たちの事をひづりは思い出した。


 二人とも、そしてそれぞれが《契約》している彼の《悪魔》たちも、天井花イナリに言われた通り安静にして滋養を摂っていたところ、もうすっかり良くなっていっているとのことだった。また二人ともひづりとちよこの事をとても気にかけてくれていたが、ひづりの怪我は《白蛇の神》であった時の天井花イナリによる強力な《治癒魔術》で綺麗さっぱり治っていたし、姉のちよこに関しては「そうそうくたばる女じゃないので」の返事を毎回語尾に付け加えて締めくくっていた。


 ただ、思うたび少々ひづりの気持ちは沈むようだった。姉の怪我もそうだが、初めて自分で知人を誘って行った旅が、あんな終わり方になってしまった。ひづりの心を参らせていたのはやはりそれが大きかった。


 二人はひづりの事をとても気遣ってくれていた。たぶんまた今日か明日にでもメールなり電話なりして来るだろう。花札千登勢と凍原坂春路は、きっといつかまた誘う日が来ても、予定が合うなら、ひづりと一緒に旅行に行ってくれるのだろう。それは伝わってくる。だからこそひづりは悔しかった。初めての旅行を、やはりちゃんとした良い終わりにしたかった……。


 いや、いけない。ひづりは背筋を伸ばして軽く頭を横に振った。また気持ちが暗くなっていた。気持ちが沈めば体にも良くない。それは心配してくれている父や千登勢や凍原坂の想いに反する事だ。


 そうだ。旅は酷い終わりとなったが、誰も死んでない。自分は生きてる。姉さんも生きてる。千登勢さんと《ヒガンバナ》さんも、凍原坂さんと《二匹》の《悪魔》たちも。


 そして天井花さんと和鼓さんも。生きて、今もこの日本に居る。それ以上に嬉しいことがあるだろうか。ひづりはスッと深呼吸して、自身の現在の幸いを改めて噛み締めた。慣れ親しんだ図書室の紙の匂いに、少しだけ気が楽になった。


「しかし話は変わるが、官舎は一芸に秀でた美少女を周りに侍らせる才能があるのか……?」


「変わり過ぎだろ。しかも人聞きが悪過ぎる。……何? 何つった今?」


 出し抜けに真面目な顔で訳の分からない事を言い出した百合川にひづりは心の底から呆れの視線を返した。


 しかし彼は尚も真剣な眼差しでラウラの方をちらりと見た。


「まぁラウラは、一芸ってより、万能、って感じだけど……。味醂座は運動神経とか体力その他もろもろが半端無いスーパースポーツガールじゃん? そんで奈三野は勉強の成績常に学年トップだろ? 加えて三人とも顔が良い。とても良い。これはもう法則と言って差し支えないぜ官舎」


「差し支えるぜ馬鹿野郎。どんなトンデモ法則だよ」


 はっきりと「面倒くさい」という態度でひづりが返すと、ふと何かに気づいたように百合川は自身の口へ手を当てて考え込むようにした。


「……いや、逆に考えるか? もしかしたら官舎のそばに居続けた場合、そいつに何かしらの成績向上の効果が現れるのか? ……あれ? でもそれだとおかしいぜ官舎。俺、成績上がってないぞ?」


「おかしいのはお前の頭だ」


「だってだぜ? 高校入学から今日まで一緒に図書委員してるのに、俺の成績は官舎と同レベル。なんでだ? どういうつもりだ官舎?」


「同レベルで悪かったな。そんでどういうつもりもクソもあるか。美少女限定の話じゃなかったのか。さっき自分で言ったんだろ」


「ハッ。そうか。俺が美少女になれば――」


「なってみろよ」


 そんな馬鹿なこと言ってるから成績も上がらんのだ。と思ったところで「……私こいつと成績同レベルなんだよな」と再び思い直して、ひづりは思わずその背中を少し丸めた。


「……そういや官舎、もう明後日から夏休みだけど、やっぱ味醂座たちと夏祭りとか行くの? ラウラも連れてってやる感じ?」


「ああ、それなんだけど、一昨日の土曜に叔母が来て――」


 そこまで言ったところで不意に受け付けカウンター横の扉がゆっくりと開き、よく百合川を呼びに来る美化委員の男子生徒が顔を覗かせ、ひづりと視線が合うなり軽く手を振って来た。ひづりの視線の先を追って振り返ると百合川も気づき、腕時計を見て眉を上げた。


「あ、やべ、もうそんな時間か。――悪い、ちょい待ってて。すぐ行くから」


 百合川は戸口の彼にウィスパーボイスで声を掛けつつ、静かに席を立って鞄を担いだ。


「じゃあすまん、あとは任せた官舎」


「ああ。美少女になって帰って来るの楽しみにしてる」


 ひづりは頬杖をついて、しっしっ、と百合川に手を振った。にっかりと笑顔を返しながら彼は静かに扉を閉めた。二人分の足音がやや駆け足気味に遠ざかって行くのが聞こえた。


 ひづりはちらりとラウラに視線を向けた。百合川が去った事に気づいているのかいないのか、彼女は相も変わらずその机に積まれた本の一冊をぺらぺらとめくっていた。


 それから次にラウラの背後、等間隔で並んだ長く続く本棚、その向こう、ちょうど図書室でひづりの居る受け付け台と対角線の位置に在る、日向の机へと意識を向けた。そこで今、アサカは一人、勉強をしているはずだった。


 普段、放課後になるとその席でよくアサカとハナは二人きりで勉強会をしていた。まぁ勉強会とは言っても、主にハナがアサカに教鞭を執っているだけなのだが。


 ただ、ハナは勉強も出来るが実はピアノが弾けて歌も上手く、あまり活発ではないそうだが学校外で集ったバンドのメンバーと小規模ながらライブ活動を行っているらしく、その練習のために放課後、今日のようにすっぱりとすぐ帰ることがあった。だからアサカは今日、一人ぼっちで文字と向き合っている。


 どうせなら図書委員の仕事をしているひづりの目の前に……まさに今ラウラが居るような貸し出しカウンターの前の辺りの机で勉強すれば良いのではないか、と思われるかもしれないが、しかしアサカいわく「受付で本読んでるひぃちゃんのことが気になって勉強に身が入らない……」とのことで、故に彼女は勉強会の席を、長い本棚を挟んだ図書室の丁度反対側、簡単に言えば、ひづりからもアサカからも互いが見えないその場所を自主的に選んだのだった。それを一人ぼっちの今日も律儀に守っている。いじらしいことだ、とひづりは想う。




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