物語

物語が終わると

なんだか喪失感がある

楽しみにしていたものが

終わりを迎えた時

結末を知れた嬉しさや

終わってしまったという寂しさ

人それぞれの思いがある


一番想い入れのある作品が

気付けば最後の話になって

こんな終わり方なのかと

納得いかない事もあれば

スッキリとした終わり方もある


特に好きな作品だと

キャラクターに対しての愛情

物語そのものに対しての愛情

きっと愛に溢れている


けれども

やっぱり終わりが来るのは

とても悲しいこと


もう続きが無いのは

物足りない

もっと読みたい

そう思っても

作者が終わらせたらそれで終わり


でもその物語に対しての愛は

変わらない


何年経っても色褪せない

そんな物語と出逢えた

だからこそ

こんなに愛することができた


そして物語は

一つだけではないから

また新しい物語を探す


終わってしまった物語と共に

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