表現の機微

夫に創作物を見せました。

「ニンニクのような腕ってなに」

と言うと、義母と一緒に、笑い転げました。

妙な表現はするな、と言うのです。

おかしいかなぁ。面白い表現で、しかも、的確だと思うけど。


赤川次郎せんせーも、時々、妙な表現をします。

「フルコース夫人の冒険」 で、主人公の夫人が、

「イルカのように」歩いていると言うんです。

ところが、だれも、批判しません。

なぜ、赤川次郎の妙な表現は許されて、

わたしのは、ダメなんでしょーか!

その表現はおかしい、とわたしが言うと、

「きみのセンスの方が、おかしい」

と逆襲されるありさま……TT

わたしの文章力がないからなのだね、わかってますよ(ふんふんふーん!)

比喩や暗喩って、難しいね。

というか、文芸そのものに、慣れていない可能性がある。

童話とか、児童書レベルの感性で、

文芸を書こうというんだから、

それがおこがましいのかもしれない。


身の丈にあった、お話を書けってコト。

修飾を取っ払って、すなおに書くことが、

わたしらしい作品なのかもしれない。

エッセイのように、のびのび書け、と言われたこともある。

リライト版の小説は、なんとか夫に合格をもらったのですが、

小説は、やっぱり、難しい。




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