就職新ルール 実効性なし?
2019年3月27日の朝日新聞です。
2021年春入社組となるいまの大学2年生を対象とした就職活動の新ルールが固まり、
政府が26日、企業に守るよう呼びかけをはじめた。
ただ、スケジュールは今と変わらず罰則もない。
ルールの形骸化が進む現状は変わらないとみられ、
活動時期の目安としての役割にとどまりそうだ。
と、書いてありました。
罰則がないのにルールを守らせよう、というのはおかしな話です。
なにかメリットがあるのなら別ですが、ルールを守ったところで
いい人材が来るとは限らないわけです。
実際、この朝日新聞にも、
政府ルールについて、現2年生の男性(20)は、
「今も守られていないので、なにも変わらないと思っている」
と厳しい意見。
それにしても、なんで新卒ばかり採りたがるんでしょうね。
社風に合わせやすい、というのが理屈ですが、
働き方改革で、社風も変えていかねばならない時期のはず。
古式蒼然としたやり方で、今後の早い時代の流れに
ついていけるのかと心配になります。
それに、企業は失敗を恐れてるから。
手堅い新人を狙うのかもしれない。
わたしのように、仕事から離れて何十年のひとを
雇う余裕なんてないんだろうな。
新ルールが目安にしかならないんだったら、やってもムダじゃん。
こんな政府に税金を払わねばならないとは、
情けなくてなみだが出てくる。
しがらみから抜けて、ほんとうに国民のための施政をしてください。
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