いだてん #13
いだてん #13です。
慟哭。
負けてしまった四三の唇から漏れるのは、
その二文字。
☆
道を間違えたことで、命を拾った四三さん。
仲良くさせてもらったラザロが死んだ、と知って、
衝撃を受けます。
わたしも実は、イヤな予感がしてたのよね。
ネットでラザロが死んだって書いてあったし、
そもそも、キリスト教圏ではラザロって
一度死んで イエスによって復活させられた人間、
ということになってます。
この 『いだてん』 でも、ラザロは一度死んでいますが、
オリンピック マラソン競技を維持する、という形で復活するのです。
まさに今回のエピソード・タイトル 『復活』 ですね。
☆
今回のエピソードで、またしても 落語『富久』 が出てきました。
なにか、意味があるのだろうか。
日本橋が火事だ!!!!
という声とともに、走る四三さんのオーバーラップ。
胸の内に業火を抱えつつ、
ひた走る姿。
志ん生(当時はまだ志ん生じゃなかったけど)
の、芸へのどうしようもないヘタレさとは、
対照的であります。
かたや 「必死のあまり息が詰まりそう」(四三さん)
こなた 「プレッシャーでへたばりそう」(志ん生)
どちらも、一生懸命なんですが、志ん生の生きざまは、少し理解しにくいです。
☆
先週でストックホルム編が終わったと思ってたけど、まだちょっとありましたね。
次回は女子スポーツの話らしいです。
楽しみです。
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