いだてん #13

いだてん #13です。

慟哭。

負けてしまった四三の唇から漏れるのは、

その二文字。

道を間違えたことで、命を拾った四三さん。

仲良くさせてもらったラザロが死んだ、と知って、

衝撃を受けます。

わたしも実は、イヤな予感がしてたのよね。

ネットでラザロが死んだって書いてあったし、

そもそも、キリスト教圏ではラザロって

一度死んで イエスによって復活させられた人間、

ということになってます。

この 『いだてん』 でも、ラザロは一度死んでいますが、

オリンピック マラソン競技を維持する、という形で復活するのです。

まさに今回のエピソード・タイトル 『復活』 ですね。

今回のエピソードで、またしても 落語『富久』 が出てきました。

なにか、意味があるのだろうか。

日本橋が火事だ!!!!

という声とともに、走る四三さんのオーバーラップ。

胸の内に業火を抱えつつ、

ひた走る姿。

志ん生(当時はまだ志ん生じゃなかったけど)

の、芸へのどうしようもないヘタレさとは、

対照的であります。

かたや 「必死のあまり息が詰まりそう」(四三さん)

こなた 「プレッシャーでへたばりそう」(志ん生)

どちらも、一生懸命なんですが、志ん生の生きざまは、少し理解しにくいです。

先週でストックホルム編が終わったと思ってたけど、まだちょっとありましたね。

次回は女子スポーツの話らしいです。

楽しみです。

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