ロシアン・ルーレット

年末の大掃除のときのこと(時期が遅くて済みません……TT)

薬箱を清掃していたら、未開封の葛根湯が出てきました。

「わあ、使わないうちに賞味期限が来ちゃったよ」

夫が言うので、

「薬に、賞味期限ってあるの?!」

葛根湯の味は、おいしいとは思わないけどね……

疑い深く見ていると、賞味期限ではなく、使用期限でした。

薬箱を見ていると、そういう薬が次々と出てきて、使い掛けもあわせてちょうど13個になりました。

ちゃんと管理していたら、ムダにお金を使わなくて済んだのに。

「もったいないから、使おうか」

とわたしが言うと、

「わーっ! バカなことをいうなー!!!!」

ですって。ひどいわ~。


うちの友だちに、辛いモノが苦手な人がいるんですが、

コチジュンを買ってしまい、レパートリーもないままに

賞味期限が来てしまったのでした。

「これは使わねば」

硬くなったコチジュンをそぎ落とすのに、箸を何本も犠牲にする友だち。

そぎ落としたコチジュンを、料理の中に入れるのです。

そして、具材をかき混ぜるけれど、

コチジュンは固まって混ざらない。

あちこちに固まったコチジュンを拾っては、

「からいっ! からいっ!」

ロシアン・ルーレット状態。

辛いのが苦手なら、コチジュンを買うのはやめるべきだと言ったのに……。

聞いてないんだからダメだよね……。


その友だちは、「からしロールパン」というモノにもハマったことがあります。

ロールパンの中身は、たいていバターかジャムなのですが、

たくさんある中で、ひとつだけ、からしの入っているロールパンがあるのです。

「この、からしのところがツボなのよー」

辛いよう、と涙しつつ、しっかり食べてました。

辛いのが苦手と言いつつ食べてるんだから、

ほんとは大好きなんじゃないの?

しかもこの人。からし入りのパンにパターンがあるのでは、と思い、

30個買って一度に食べ、パターンがないよぉと、いっぱいになったお腹を抱えていました。

……アホ。


#ロシアン・ルーレット

#辛いよう

#ロールパン

#コチジュン

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