日々の事柄 2019年
田島絵里子
造幣局のイベントに参加した!
あけましておめでとうございます。
さっそくですが、2018/12/25、造幣局でコイン製造の工場見学イベントがありました。午前の部は9時20分から10時20分まで、午後の部は13時20分から14:20まで。午前の部は、食事の用意があるのでパスしまして、午後の部に参加しました。
入ってすぐ、入館に際しての身上調査がありまして、名前と住所を書かされました。さすがお金を扱っているだけはあって、慎重です。列に並んで13:30ごろに工場のあるところへ行きます。工場は写真・動画撮影は禁止です。
工場の奥へと案内されました。硬貨を作っているというよりは、マシンを作ってるイメージですね。自動化されていて、人がほとんど見当たりません。監視している局員の姿が見えました。新聞関係者なのか、写真を撮ってる人もいました。
一番奥のマシンが2つあって、手前が十円玉、奥が百円玉を作るマシン。どちらも車輪のような円形のものが取り付けられていて、円形のその車輪が硬貨をつくるためのシートを出すと、型をぬいて円形(えんぎょう)と呼ばれるのっぺらぼうの硬貨ができます。あとでこれに模様を刻印します。
型の抜かれたシートは、「しずる」と呼ばれるのだそうです。「し」のところにアクセントを置きます。意味は不明です(聞いたけど、業界用語で出典は不明なんだってさ)
すぐまえを、女の子2人づれのおばさんとおじさんがいて、局員にいろいろ聞いています。
局員が、「円形は油まみれで汚れているので、洗濯して、乾燥させて、計算します」
というようなことを説明しています。
おかねは、最初はグラムで計算するけど、円形になったら枚数で計算するらしい。
「札束に同じ番号が振ってあって、希少だといわれて高値がつきますよね」
女の子づれのおばさんが、追求しています。
「それは、ずーーーーーっと昔の話で、いまはそんなことはありません」
局員は、オタオタぎみです。
「突っ込まれると、痛いんですがね」
「マシンに硬貨が絡まったりしませんか」
「たまにあります」
「でしょー? だと思った」
「そういうときは、マシンをあけて、どこが悪いのか確認します」
「人間の手は、やっぱり必要なのよ」
コントみたい。
貯金箱をつくるイベントがあったのですが、わたしは参加しませんでした。
そのおばさんも、参加しませんでした。
いいわけがふるってる。
「来年になったら、クレジットカードの方が有利になるんだし、硬貨は市場からなくなるかもね。貯金箱なんて持っててもいみないもんね」
「いや、かえって希少価値が出るかも」
わたしは言いました。
「硬貨をたかく買うってひとも出てくるかもよ。ふつうの硬貨ほど高くなったりしてね」
「平成元号の硬貨、大切にしよう」
なんだかんだ言っても、夢は大切です(笑)
資料室は撮影OKだったので、じゃっかん撮影しました。オリンピックの金メダルと、記念硬貨です。また来てねと言われたけど、何度も来たい場所でもない。硬貨の作り方はある程度わかりました。それなりに、楽しかったです。
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