66 今すべきこと




はぁ~ もう何日目になるんだろ


絵本の中で見たことのある伝説の魔物ばかり出てくるよ~


私もどんどん強くなっているはずなのに


強くなればなるほど セネの強さ おじいさんの強さが化け物だって分かってくる


おじいさんはいつも通り


セネは強くなっているって嬉しそうに戦闘を


魔王は必死に戦っている


私はいつまで経っても 一番後ろから魔法で攻撃を


剣の稽古を毎日しているのに 意味あるのかな




「どうしたにゃん」


「セネ 私って強くなってるのかな~ って思っていたの」


「イリスは強くなってるにゃ 人族最強にゃん」


私が なわけないでしょ


「ほら 剣の稽古をしているのに 剣で戦ったらダメなんでしょ」


「そりゃそうにゃ 1撃でイリスは死ぬにゃん」


だよね だから実感できないのよね 


強くなりたい せめて足手まといにならないように


勇者様に助けてもらってばかり


「私って役に立つのかな」


「問題ないにゃ タナトス様も同じにゃ 頑張って強くなるにゃん」


私と魔王が同じ 努力している魔王 


最強だと恐れられている魔王でさえ あんなに努力を


最弱の私は・・・


魔王よりも努力を


愚痴ってるだけでなく 一回でも多く素振りを


「セネ 分かったは 私が何をしなければならないのか」


「そうにゃ イリスは勇者とキスすればいいにゃ 喜ぶにゃん」


えっ もう 何を言っているのよ あっ


セネがおじいさんに抱きつき キスを


「セネ 何してるのよ 戦闘中でしょ」


「敵はいないにゃ 大丈夫にゃん」


う~ 私の勇者様に


はぁ~ 悩んでいるのが馬鹿らしくなってきたわよ まったく


素振りよ 素振り


「はあっ やあっ さあっ」


休憩中も素振りをすることにした


少しでも強くなるために


「張り切ってるにゃ 次 戦って見るにゃん」


「えっ いいの 剣で戦ってもいいの」


「頑張るにゃん」


やった~ やる気を認めてくれたのね


私はセネと一緒に先頭を歩き 進んでいく


げっ 


セネも見ると にっこりと微笑み


「頑張るにゃん」


いやいや あれは 嫌よ


前にとても大きな象が ありえない速さで鼻を動かしている


「セネ また今度にするね」


「そうにゃ まあ セネも無理にゃん」


えっ 


セネが私の手を引いて おじいさんの後ろに 魔王も私の側に


「セネ あの象は強いの」


「そうにゃ 高速で動く鼻が鞭のようにゃ 近づくことが出来ないにゃん」


「後ろから周りこめば」


「皮膚も硬いにゃん」


「じゃあ 逃げれば」


「今は480階にゃ 魔物は全て強いにゃ 後少しにゃん」


えっ じゃあ 後20階ってことね


おじいさんはいつも通り歩いて大きな象に近づき剣を振ると 象の鼻が根元から切れ 床に


「魔法にゃん」


そうね 経験値を稼がないとね


「氷の刃となり 我が敵を斬り裂け」


私が魔法を すぐに魔王も魔法を


セネは走って行き 剣で斬りつけていく


そしておじいさんが 大きな象を真っ二つに








恐ろしい魔物だらけだったけど


・・・


ようやく ゴールが


階段を降りると500階の扉が見えた


いよいよ ボスね


セネが扉を開けると


明るい日の光が

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